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飲みすぎてしまった週末を後悔する月曜の朝。これからまた一週間のデスク仕事が始まるかと思うと、モチベーションが上がらない……。でも、そんな時こそジムへ行くべきかもしれない。なぜなら、エクササイズや筋トレはモチベーションと密接に関連していることがフィンランドの大学の研究で判明! 夢や希望をかなえるために。明日への一歩のために。仕事への情熱のために。オーストラリア版ウィメンズヘルスが、モチベーションの最前線に迫る!

モチベーションの研究について発表したフィンランドのユヴァスキュラ大学によると、モチベーションを高めるカギは筋トレにあるという。

同大学の研究では、60~70代の健康な成人104名が9カ月間の筋トレプログラムに参加した。すると、自己効力感=自分はできるという自信が高まったことで、内発的動機付け……その人の内面から起こる動機も高まったそう。

この研究に参加した大学院生のティーア・ケカライネンは、「エクササイズを計画する人も増えた。これは、身体的にアクティブな生活を続ける方法を被験者自身が考え始めたことを示している」 と話す。

9カ月の実験を終えても、被験者の半数近くが自主的に筋トレを続けという報告も。

オーストラリア健康福祉研究所のレポートを見たところ、成人の3人に2人は体重過多か肥満であり、この数字は上昇を続けている。

肥満が原因で、病気や合併症が起きることを裏付ける文献は多いけれど、肥満の影響は国の経済にも及ぶ。2011~2012年に発表された肥満率の上昇は、オーストラリアに8.6億ドル(約7,000億円)もの損害を与えている。肥満率が年々上昇していることを考えれば、これは控えめに見積もった数字で、2017~2018年の損害額は大幅に増えると予測されている。

「継続的なエクササイズを促進するには、生活習慣の指導や一般的な運動の場に今回の研究結果が生かされなければならない」 とケカライネンは考える。

筋トレで、筋力と一緒にモチベーションを高めてみては?

※この記事は当初、メンズヘルスに掲載されました。
※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Scott Henderson Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。