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「彼の髭剃りを使ってるなんて、夫は知る由もない」

あなたのお気に入りのヘアスタイルは? いや、上の毛ではなく下の毛の話。お手入れしていると答えたあなたは多数派。事実、性医学専門誌が発表した2015年の研究においても、1,000人の大学生 (男性も含む) の95%が過去4週間のうちに少なくとも一度はお手入れしたことがあると答えている。手段の中で最も人気があったのはシェービング。清潔で快適な上にセクシーな気分になりたいという理由で、完全に剃るという女性は半数に上った。

とはいえ、みんながみんな脱毛しているとは限らない。JAMA皮膚科専門誌に掲載された2016年の調査の結果、16%の女性が下の毛のお手入れを一切していないことが分かった。

とにかく、お手入れをするしないにかかわらず、誰だって自分にとってベストな方法やヘアスタイルを見つけようと考え抜いたに違いない (試行錯誤の逸話だって一つや二つあるだろう)。現実の話に興味が湧いたアメリカ版ウィメンズヘルスは、8人の匿名女性にデリケートゾーンのお手入れ方法を聞いた。

1.夫に内緒で髭剃りを使っている

「彼の髭剃りを使ってるなんて、夫は知る由もない。この秘密は、まず探り出せないと思う。1~2年前、あと2時間でウォーターパークに出発するという時に、自家製ワックスを切らしていることに気付いた。夫の髭剃りを急いで取り出して短く剃ってみたら、意外といい感じに。これが髭剃りと私の秘密の関係の始まり。思い出すたびに使い (決まったスケジュールはない)、2分以内で仕上がるスタイルを目指している」

2.自分でワックスする

「サリー・ハンセンのワックスシートでツルツルにしている。まだ10代だった17年前からの習慣。月に一回、生理の直後に使っている (生理中の肌は休ませている)。最初はすごく痛かったけれど、今では肌も慣れたみたい。初めて眉毛を抜く時と同じで、慣れれば痛みもなくなる。ワックス直後の肌は敏感になるけど、付属のオイルを使えば肌が落ち着く」

3.毎日カミソリを使う

「乙女座の私にとっては清潔さが非常に大切なので、日々のメンテナンスを楽にしてくれるビューティーハックは大歓迎。ボディウォッシュとシェーバーで余分な毛を取り除いてから表面をやさしく剃れば、滑らかな肌が長持ち。カミソリ負けを防ぐために、必要に応じて毎日お手入れしている」

4.10代から完全にツルツル

「15~16歳の時、下の毛を何とかしたいと思った。とにかく気持ち悪くて。最初はワックスに挑戦したけど、数日間腫れが引かなかった。かといって伸ばし続けるなんて私には無理。それから全部剃るようになった。出産の翌日さえ完璧にツルツルだったなんて、献身的でしょう?」

5.レーザー脱毛を始めた

「高校一年の時からずっと、デリケートゾーンを剃り続けている。当時の親友に言われて始めてから、一度もやめていない。ビキニを着て誰かをビックリさせたくないし、その方が快適だから今でも剃っている。それと夫のために。別に頼まれたわけでも、文句を言われたわけでもないけれど。ひどいカミソリ負けを避けるために、シェーバーで出来るだけ短くカット (ローション、クリーム、ジェルには効果がなかった)。2人目の子を産んでからは、レーザー脱毛に挑戦。確かに痛いけど、二度と自分でやらなくていいなら価値のあるものだと思う」

6.専用のオイルに夢中

「2年間に及ぶブラジリアンワックスの末に、一生剃り続ける道を選んだ。初めてワックスに行ったのは32歳の時。デートの予定が立って、上と下の毛のカットが必要だった。でも、内方発育毛が嫌で本当にイライラ。次のワックスが待ちきれなかった。最終的には、自分がワックスには向いていないことに気付いた。ファーオイル (内方発育毛を防いで毛を柔らかくする) に出会ってからは、カミソリで剃り、肌と残りの毛を自分でお手入れをすることに自信が付いた」

7.一本ずつ抜く

「高校時代から一本ずつ毛抜きで抜いて、細長い形にしていた。ワックスは痛すぎるし、高すぎたから! 毛抜きなら思い通りの形が作れる。その後、エピレーターを週一回使うようになって、今では前から後ろまで完全にツルツル。エピレーターが見逃した毛には、今でも毛抜きを使う。肌はスベスベで気分もスッキリ」

8.シェービングによって緊急治療室に運ばれた

「2016年の秋、ブラジリアンワックスを始めた。あそこに毛があるのは耐えられないし、ない方が清潔に感じる。以前は剃っていたけど、とある理由から緊急治療室に運ばれることに。医師の話では、カミソリで剃ると皮膚に微細な傷ができて細菌が入り込み、深刻な問題 (感染症など) に繋がることもあるらしい。今ではブラジリアンワックスだけ」

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Jessica Migala Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images