なんらかの方法で陰毛ケアをしている人もいるだろう。昔ながらのやり方でカミソリを使ったり、あるいはワックスを使うこともあるかもしれない。手段はどうであれ、それを長年続けてきて、とくに問題はないかもしれない。けれども、陰毛ケアはあなたが思っているより危険な可能性が新たな研究によって判明した。オーストラリア版ウィメンズヘルスから詳しく見ていこう。

学術雑誌『JAMA Dermatology』に掲載された、5,674人を対象にした研究では、アメリカの成人の76%が陰毛ケアをしていると回答、そのうちおよそ25%がそれによりケガをしたことがあると述べている。

想像通り、切り傷がもっとも一般的で、ついで発疹ややけどなどもあった。ケガの大半は深刻なものではないが、稀なケースでは(1.5%の確率)、陰毛関連のケガで医師による治療が必要だった人もいるそう。

女性の場合、もっとも一般的なケガの部位は恥骨周辺(恥骨、内もも、膣、会陰などの間)で、男性の場合は陰のうがもっとも多く、続いてペニスや恥骨だという。

陰毛の手入れでケガをしたことがあると答えた人は、その部分を頻繁に手入れし、すべてあるいはほとんどの陰毛を取り除こうとする広範囲なケアをする傾向があることもわかった。

もちろん、陰毛は正常かつ自然なものなので、とくに気にならないようであれば、手入れしなければいけないというプレッシャーを感じる必要もない。けれども、もし好みの形があるのであれば、安全に行うためのいくつかの方法がある。ワックス脱毛の場合、感染症のリスクを軽減するために、エステティシャンに毎回新しいワックスに清潔なスティックを使ってもらえるよう依頼してみよう。シェービング脱毛の場合は、膣付近は慎重に、そして摩擦を減らすためにシェービングジェルを使うといい。また、ココナッツオイルやビタミンA・D軟膏、酸化亜鉛などで肌をいたわり、細菌の繁殖を防ぐことも忘れずに。

陰毛ケアをするなら、安全に行おう。そうすれば医師にケガの説明をする必要もなくなる。

※この記事は、当初アメリカ版ウィメンズヘルスに掲載されました。

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Wh Staff Translation: Asami Akiyama