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タンパク質(プロテイン)がいいのは知っているけれど、どう食べればいいか知っている?

タンパク質はヘルシーなダイエットの大切な要素。でも、実は私たちの多く必要以上にタンパク質を摂っているそう。なんと、20代から30代のイギリス人の女性は一日の推奨量の45gよりも30パーセント以上も多い平均75gを摂っているということが分かった。

これはタンパク質が多いエナジーバーやお菓子、パレオダイエットの流行が原因の一部とも言えるかもしれないが、それ以上に摂取するタイミングが間違っていることが、実際に必要な量以上にタンパク質を摂ることにつながっているそう。

アメリカ、ガルブストンのテキサス大学Medical Branchの栄養の専門家、ダグラス・パッドンジョーンズ博士は「人間はパイソンではないので、鶏を丸ごと一匹食べて、一週間そのタンパク質を使い続ける、ということはできない」と話す。

一般的に、人間の身体は2、3時間で最大でも20gから30gのタンパク質しか処理できないので、それ以上は脂肪として蓄えられてしまう可能性がある。

パッドンジョーンズ博士はこれを証明するために牛肉料理を使いある実験を行ったそう。タンパク質30g(鶏肉80g相当のタンパク質)を含んだ食事と、その3倍量を含んだ食事の筋肉増強効果を調べてみたという。

その結果、タンパク質が多い食事を食べたグループの人はカロリー摂取が増えるだけで、なにも効果がなかったそう。血液検査や筋肉を調べても特に筋肉の合成は見られなかった。

「夕食はタンパク質祭りになることが多い一方で、朝は少なく、早く消化されるベーグルやシリアルのような炭水化物が多い」とパッドンジョーンズ博士。

理想的には、タンパク質を一日を通じて食べたいもの。食事では毎食20gから30g摂り、間食では5gから10gを目安にしたい。

ただ、これはあくまでも一般的な目安で、それぞれに必要なタンパク質の量は年齢、体格や活動量によって異なる。

筋肉トレーニングしている人は、動かない人に比べて当然必要な量は多く、同じように身長の高い人はそうでない人より多く必要。

もし正確に知りたいのなら、自分のライフスタイルに合わせて実際どれくらいの量が必要なのか計算してみて。

httpwww.womenshealthmag.co.ukweight-losshealthy-eating5664the-big-protein-mistake-youre-probably-making

Text:Amy Gorin, R.D Translation:Noriko Yanagisawa