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今回の相談者さんは、「好きになる人には家庭がある」と悩む彼女の結婚線とは?

「手相は変わる。運は変えられるんです」と語るのは、手相観として4000人以上を観てきたdauaさん。彼女自身も仕事のストレスで体調を崩したときに、ランニングやヨガに出会って不調から脱出。現在も自分自身の状態をよりよく保つために、ランニングやヨガは欠かないそう。そんな彼女が、手相観の相談でも多いお悩みについて、アドバイス。特徴的な線もご紹介するので、参考にしてみて。

手相を観ていると様々な人が私のところにやってきます。
今日も一人のお客さまが扉を開けていらっしゃいました。

「彼氏はいますし、結婚とか考えたりは特にしてないんですけど...。ただ、なぜかいつも好きになる人には家庭があるんですよね」

フリーランスのファッションPRとして働くメグミさん。現在35歳。シンプルな白いTシャツに細めの明るいブルーのジーンズ、ハイカットの白のスニーカーで現れた彼女。黒いロングヘアを無造作に束ね、耳にはシンプルなシルバーのピアスが光っています。ファッション業界で10年揉まれて来た彼女。シンプルでおしゃれな着こなしだけでなく、切れ長の目が印象的なアジアン美女とあって、雑誌のスナップにも時々取り上げられています。

「仕事も恋愛も楽しいですよ。プライベートも充実してます。でもいつも好きになる人は奥さんがいて、時にはお子さんがいたり。家庭を壊すようなことは望んでないですし、結婚を考えたりはしてないですが、先のことを考えると...このままでいいのかなとも思うんです」

あなたがパートナーに求めるものは何? 自身が満たされるパートナーとの関係性は、今の彼との関係性に当てはまっていますか?

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メグミさんの手には、結婚線上に丸い島のようなものが浮かんでいます。不倫など、世間から見てイケナイ恋に走ってしまう人にはこのような線が現れます。タブーを恐れない傾向が強く、既婚者や恋人がいる人との恋愛や、アブノーマルな恋愛をしがち。もし、このような線が突然出てきたら、それは家庭がある男性などからの恋の誘いがくるサインかもしれません。すぐに飛びつかず、気持ちを引き締めるべき!と言いたいところですが、あなたがパートナーに求めるものは何でしょう?
“自分の感情、性的欲求を満たすシチュエーション”
“自分の人間性を高めてくれる”
”一緒にいて落ち着く”
“彼のために何かしてあげたい”

様々な欲求があると思います。
もし、シチュエーションに対して燃えてしまうのであれば、これは要注意。いずれトラブルに巻き込まれる可能性もあるので、慎重になった方がいいでしょう。
パートナーに求めるものが、あやふやで、判断を相手に任せてしまう場合も赤信号。
自分で舵を切ることができなくなっているサインです。

一方で、相互にいい作用が与えられる関係性が気づける要素をパートナーに求めている場合、結論を急がないことが肝心。ただし、負荷がある恋に代わりはありません。あなた自身が自立して責任が持てるのであれば、そのまま関係を持続して様子を見てもよし、本命になる機会を辛抱強く待つのもアリ。

「このままでいいのかな?」と思う気持ちはどこからくるのでしょう。
自分の将来を考えて自分が満たされるパートナー像はどんな人なのか。
現在のパートナー自身、そして二人の関係はその希望に沿っているのか。
照らし合わせてみると、
”自分が慎重になった方がいいのか”

それとも、
“様子を見るだけの素質が自分にあるのか”
が見えてくるはずです。

Text & Illustration:daua

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手相観

海外を旅した際に出会った西洋占星術家がきっかけで手相・心理学を研究。IT,アート業界でWebディレクター、ライターとして働く傍ら、いつの間にか手相が口コミで評判となり、2012年から手相観として本格始動。個々の可能性を見いだし、良い変化をもたらすツールとして手相を捉え、手相を通じて自分自身を深く見つめる感覚を多くの人と共有することを目指している。2017年にベルリンへ拠点を移す。パーソナルカウンセリングを軸とし、手相をキーワードに、アートやデザイン、食、ヒーリングなど様々なジャンルのイベントでグローバルに活動を行っている。