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今回の相談者は、夫と好きな人のあいだで悩む38歳。

「手相は変わる。運は変えられるんです」と語るのは、手相観として4000人以上を観てきたdauaさん。彼女自身も仕事のストレスで体調を崩したときに、ランニングやヨガに出会って不調から脱出。現在も自分自身の状態をよりよく保つために、ランニングやヨガは欠かないそう。そんな彼女が、手相観の相談でも多いお悩みについて、アドバイス。特徴的な線もご紹介するので、参考にしてみて。

手相を観ていると様々な人が私のところにやってきます。
今日もまた、一人のお客さまが扉を開けていらっしゃいました。

「結婚をしていて夫がいます。ですが、かれこれ4年ほど不仲で離婚をしようか迷っています。そんな最中、いいなぁと思う人が現れました。年下の彼でとてもチャーミングな人ですが、彼との恋愛に踏み込むべきなのか迷っています」

ラジオ局に勤めるオリエさん。現在38歳。

「夫とは恋愛関係は切れているものの、パートナーとしてはいい関係を築いていきたいです。15年以上の付き合いで、私たちの間には子どもいます。なので、簡単に切り離せるものでもないですし、離婚がベストなのかもわからない状態です」

恋の終盤は二股交際になりがち。

オリエさんは、今の旦那さんと好きな人のあいだで揺れている様子。
新しい恋への期待を持ちながらも、旦那さんとの関係性も保っていたい気持ちがあるようです。

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まずは、オリエさんの左手を観てみましょう
生命線に入るパートナー線がチェーン状に流れています。(①)

小さな輪が鎖状に連なる形状のパートナー線。これはひとつの恋が終わる前に次の恋が重なって始まる恋愛パターンを繰り返している人に現れがちな相です。

一人になるのことへの寂しさや怖さから自ずと次の人を探している傾向にあります。
離婚をすることを望んでいるとはいえ、他の候補がいないときに離婚に踏み切ることはなさそうです。そのため、年下の気になる彼との恋愛が始まってから、旦那さんとの関係をどうするかを真剣に考え始めるでしょう。

とはいえ、パートナーとしていい関係を旦那さんとも築きたいのであればステップをきちんと踏んで話しあってみるべき。モヤモヤを抱えたまま全ての関係を続けていると自分が苦しくなる状況になってしまいがち。恋愛をするのも自由ですが、まずは自分がどうしたいかを自分自身に問いかけてみて。

Text & Illustration : daua

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手相観

海外を旅した際に出会った西洋占星術家がきっかけで手相・心理学を研究。IT,アート業界でWebディレクター、ライターとして働く傍ら、いつの間にか手相が口コミで評判となり、2012年から手相観として本格始動。個々の可能性を見いだし、良い変化をもたらすツールとして手相を捉え、手相を通じて自分自身を深く見つめる感覚を多くの人と共有することを目指している。2017年にベルリンへ拠点を移す。パーソナルカウンセリングを軸とし、手相をキーワードに、アートやデザイン、食、ヒーリングなど様々なジャンルのイベントでグローバルに活動を行っている。