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今回の相談者は、人間関係のトラブルが多く悩む34歳。
「手相は変わる。運は変えられるんです」と語るのは、手相観として4000人以上を観てきたdauaさん。彼女自身も仕事のストレスで体調を崩したときに、ランニングやヨガに出会って不調から脱出。現在も自分自身の状態をよりよく保つために、ランニングやヨガは欠かないそう。そんな彼女が、手相観の相談でも多いお悩みについて、アドバイス。特徴的な線もご紹介するので、参考にしてみて。

手相を観ていると様々な人が私のところにやってきます。

今日もまた、一人のお客さまが扉を開けていらっしゃいました。

「最近、仕事やプライベートの人間関係でトラブルが多いです。私の言動が悪いのかと思いつつも、何が原因なのかわかりません。」

療法士として働くマチネさん。現在34歳。

「相手のことを責めている訳ではないですが、口調がキツイ人と思われてしまっているようです。対人関係の悩みをあまり周りに話さないのもあって、最近ストレスが溜まってしまい気分が塞ぎ込むことも多いです。」

しっかりした自分の意見がある反面、プライベートでは脆い部分も。バランス良く、周囲に頼ってみましょう。

マチネさんは、自分の言い方がきつく捉えられるという自覚はあるものの、どうやってそれを克服して人間関係を順風に築いていけるか悩んでいる様子。

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まずはマチネさんの右手を観てみましょう。

右手の感情線が途切れて流れています(①) 。また右手の太陽線は細かく複数あり(②)、運命線はくっきり流れています(③)。

マチネさんは、ひと言で表すと、とてもわかりやすい人。機嫌がいい時、悪い時も表に現れやすいタイプです。少しキツくなってしまう言い方も、自分の気持ちに正直にいたいというポリシーに従っているから。決して友人の輪が広い訳ではないかもしれないですが、少数の友人があなたを深く理解し、お互いに自立的な友情関係を築く傾向にあります。

プライベートでは、実は寂しがり屋で、1人の時間が苦手なタイプ。”外弁慶”な自分と”寂しがり屋”な自分が共存するため、時折自分の感情の行き場がわからなくなることも。

人間関係で悩んでいるマチネさんの中では、相反する感情がせめぎ合っている様子。そんな時は、複数の場でワイワイと楽しめる関係を持つことが不可欠。スポーツや趣味を通したグループや異なるサークルの友人たちと、その時々に楽しめる場所を増やして行きましょう。

また、コミュニケーションにおいてマチネさんはの思考は常に正論を求めています。ですが、言い方がストレートすぎるとかえって、誤解を与えてしまいやすいため、クッション言葉を入れて少し柔らかい印象になることを心がけることも忘れないで。

どうしても気持ちが彷徨ってしまう時は、大切な友達だけで構わないので、本心を明かすこと。身近な人に寄り添ってもらうと固まっていた気持ちも自然と解きほぐされるはず。

自分のバランスのいい状態を知ると、きっと心も晴れて行くでしょう。

Text & Illustration : daua

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手相観

海外を旅した際に出会った西洋占星術家がきっかけで手相・心理学を研究。IT,アート業界でWebディレクター、ライターとして働く傍ら、いつの間にか手相が口コミで評判となり、2012年から手相観として本格始動。個々の可能性を見いだし、良い変化をもたらすツールとして手相を捉え、手相を通じて自分自身を深く見つめる感覚を多くの人と共有することを目指している。2017年にベルリンへ拠点を移す。パーソナルカウンセリングを軸とし、手相をキーワードに、アートやデザイン、食、ヒーリングなど様々なジャンルのイベントでグローバルに活動を行っている。