ウォーキングからソウルサイクルまで。
頑固なお腹の脂肪を落とすにあたってお伝えしたい、良いニュースと悪いニュースがある。その内容をアメリカ版「ウィメンズヘルス」からご紹介。
まずは悪いニュースから済ませてしまおう。スリムなお腹を目指すには、アクティブでなければならない。残念ながら、他に方法はない。
良いニュースは、生活をよりアクティブにする方法はたくさんあるということ。筋トレにHIIT、ウォーキングから水中エアロビクスまで、中高年のポッコリお腹を撃退 (または回避) するのに役立ったワークアウトを6人の女性が教えてくれた。
何がうまくいったのか、先例にならうにはどうすればいいのかをチェックして、スリムなお腹を手に入れよう。
早歩き
「緊急子宮摘出手術を受けてから、6週間もソファに横たわり、電子レンジで温めるだけのラザニアを食べながらテレビを観ていた。当然お腹に脂肪が付いたけれど、週5日、朝方に45分の早歩きをすることで退治できた。ウォーキングを好きなことや好きな人と結びつける努力をした。例えば、友達と一緒に公園を歩いたり、運動後は自分へのご褒美としてスムージーを飲んだり。6ヶ月後、お腹はすっかり元通りに」
ー ケイ・ニュートン/47歳/『Inclusion Decisions: A Guide to Getting Through Surgery』の著者
体幹エクササイズと有酸素運動
「週3~4回、バランスボールの上でクランチを行っていたら、お腹の脂肪が減るどころか割れてきた!シットアップ、プランク、ヨガ、そしてピラティスも、体幹を鍛えお腹をペタンコにするのに役立っている。でも、大事なのは腹筋だけじゃないので、週3~5回は全身ワークアウトを行う時間を捻出し、内容に幅を持たせるようにしている。ズンバやサイクリングから速歩にブートキャンプクラスまで、何だってやる」
ー デブラ・ディクソン=アンダーソン/45歳/マーケティング・コンサルティング会社『Light of Gold PR』の設立者兼CEO
猛ダッシュとジョギング
「お腹の脂肪を減らして二度と増やさずにいられたのは、色んなワークアウトをミックスしたから。トレッドミルを使い、猛ダッシュとジョギングによるリカバリーを交互に繰り返すこともあるけれど、体の特定の部位に対して2つのエクササイズを行い、間に有酸素運動を挟むというワークアウトがお気に入り。例えば、チェストプレスを10~12回やったら、プランクジャックを25~30回行って、最後はチェストフライを10~12回こなす。1セット終える度に休憩し、3セット繰り返す」
ー ヘザー・ホルシュラグ/45歳/フィットネス・ウェルネス広報会社『Healthy Fit PR』の設立者
衝撃と負荷の低いアクティビティ
「昔はランニング、ステップエアロビクス、キックボクシングに励み、ステアマスターやエリプティカルを使い、自転車、ボート、スキーと運動なら何でもやっていた。でも、今の私に一番合っているのは衝撃の低いエクササイズ。水中エアロビクスや太極拳によって、多忙を極める起業家の暮らしがストレスの少ないものになっている。これは体重増加の防止にも役立つこと。毎日歩くのもいい。長距離であったり早いペースであったりする必要はなく、少しずつの積み重ねが大事。ウォーキング後は気分も最高にいいもの」
ー ペイジ・アルノフ=フェン/51歳/マーケティング・コンサルティング会社『Mavens & Moguls』の設立者兼CEO
屋内サイクリングとフリーウエイト
「毎日最低1時間はワークアウトをしている。まずはソウルサイクルを行い、その後は色々。友達とテニスをしたり、ストレッチしたり、フリーウエイトとシットアップで筋肉を強化したり。このコンビネーションのおかげで、見た目も気分も今までで最高」
ー ドナ・ミルズ/76歳/女優
HIIT
「人生で初めて引き締まった体を手に入れ、5ヶ月でお腹の脂肪を撃退できたのはHIITのおかげ。私のワークアウトの主軸はスタンダードな筋トレ。そこに、スクワット、ボックスジャンプ、ケーブルロー、ケーブルスケーターといった30秒~1分間の複合運動を加え、心拍数を上げていく。HIITに入るのは、心拍数が最大心拍数の80~90%まで上がってから。ワークアウトにもよるけれど、全体の所要時間は20分~1時間。週4~5回のトレーニングを心掛けている」
ー サラ・フォスター/49歳/女性向けオンライントレーニングと栄養素情報サイト『Team Fit』のインデペンデント・アンバサダーコーチ
※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text:Marygrace Taylor Translation:Ai Igamoto Photo:Getty Images