薄着の季節に向けて、手に入れたいのはしなやかで女性らしいボディ。トレーニングやフィットネスに興味があるけど、どうやって鍛えればいいかわからないし、筋肉がつきすぎてしまうのが心配……。そんな人は、バレエフィットネスにトライしてみて! 今回は、しなやかボディを手に入れることができると評判のバレエフィットネスを、“美尻王子”こと竹田純さんに教わった。
Episode 05
バレエフィットネス 主宰
竹田 純さん(@jun.ballet_fitness)
17歳でバレエを始め、古典からクラシック、コンテンポラリーなど、各種バレエ公演に出演。20歳で単身フランスに渡り、フランス国立バレエ学校で学ぶ。フランス・ビアリッツ国際コンクールに出場し、銅メダルを獲得。その後、数々のバレエ団に所属し、フランス・リモージュ歌劇場で『シンデレラ』、スロバキア国立劇場で『イヴァン4世』『白鳥の湖』『白雪姫』、オランダ国立劇場で『くるみ割り人形』など、さまざまな舞台に出演。その後、『バレエフィットネス』を考案し、指導者育成としても活動。テレビをはじめとしたメディアでも、注目を浴びている。著書『バーオソル・ダイエット-バレエダンサーのしなやかな身体の秘密-』(講談社)は日本のほか、アジア各国でも発売されている。
竹田さんについて教えて!
バレエを始めたキッカケは?
「幼少期から体を使って表現することが好きで、中学生のときにジャズダンスをはじめました。そこでリズム感・柔軟性を養うことができましたね。そのジャズダンスの先生から『バレエができると、なんでも上手に踊れるダンサーになれる』と聞いて、先生から紹介して頂いたスタジオでバレエを始めたのがきっかけです。とても活気ある指導をする先生でした」
フィットネスメソッドを考えるとき、どんなことを大切にしている?
「バレエの基本。とくにバレエで大事な“プラスモン”(フランス語で骨盤まわりを正しい位置にするという意)は、誰でも行えることなので大切にしています。プラスモンをしっかり行えるようになると、どんな動作をしていても安全に・無理なく・縦長のしなやかな体に近づくことができるからです」
“理想の体づくり”にはどんなことが必要?
「細かいヴィジョンを持って、自分が取り組んでいることをみんなに話して、さらけ出すこと。そうすることで、自分で自分に納得し・追い込み・ヴィジョンがクリアになるからです」
竹田さんのトレーニングのモチベーションはなに?
「コンプレックスと実感ですね。タイトな服を着て、鏡の前で長い間踊ってきたので、普通の人以上に、つま先から頭の先までの気に入らない部位があり、コンプレックスになっていると自覚しています。そのため、トレーニングで『少しでもよくしたい』と考えています。あとは、動くことの楽しさと心地よさを実感しているからです」
竹田さんのバレエフィットネスを受けられるのはココ!
バレエフィットネスは、開脚したり回転したり跳んだりする、多くの人が想像する“バレエのイメージ”とは異なり、バレエの動きをベースにしたストレッチや筋トレで“体をしなやかに動かす”有酸素運動のこと。本来はバレエダンサーの準備運動として行われているもので、体に負担がかからず、運動が苦手な人でも行えるメソッドとして、パリでも人気。床バレエ・ポップバレエ・リラックスバレエの3つのスタイルで、美と健康をサポートしてくれる。
『バレエフィットネス』
tel. 080-3727-0770
住所/東京都豊島区目白3−17−24 目白I-Nビル3F
竹田さんの著書もチェック!
『バーオソル・ダイエット-バレエダンサーのしなやかな身体の秘密-』(講談社)
Movie: Maho Tomono
美容・ダイエットを中心とした記事を担当。自他共に認める美容マニアで、ハマり症。その気質から、自分が挑戦する取材企画には必ず結果へのコミットにこだわる。男性ライフスタイル誌、女性向けアプリメディアなどを経て、2021年までウィメンズヘルス編集部に在籍。