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食事制限も運動もなしにこの4つのことで体重減は可能?

脂肪をもう少し減らしたいけれど、運動を増やせばやせられるのに、と言われるのにうんざりしていない?

その当たり前なことは分かっているけれど、残念なことに、目標体重に近づけば近づくほどやせるのが難しくなるという。これは、痩せて身体が小さくなったことで、必要なエネルギーも少なくなるため。なので、最後の数キロを落とすには今までよりももっと頑張らなくてはいけない。

確かにこれでは大変。そこで、食べ物を大幅に減らしたり、ひたすら運動をする以外でやせる方法を栄養の専門家に教えてもらった。じつは、どれもとても簡単な方法なので、あと数キロ、と思っている人はチェックしてみて。

1. むくみを避ける

身体に水分をためこんだままだと、体重計の数値は変わらないか、むしろ増えてしまう。でも、この簡単なステップを踏めば水分をためこむことを避けることができるので、むくみを減らすことができる、とサラ・プフルグラット医学博士。

「食事をするときはゆっくりと食べて、塩っぽいものは減らして。さらに、一日を通してたくさん水を飲むように」とアドバイス。

2. 化学物質を減らす

ビスフェノールA、フタル酸エステル類、パラベンやPCBなどの発がん性物質はやせにくくなる要因なので避けるようにして。

「こういった物質は内分泌かく乱につながり、エストロゲンの生成を増やす」と認定臨床栄養士のジェニファー・カセッタは話す。これがインシュリン反応を低下させて、満腹感をつかさどるホルモンを乱してしまうそう。それが甲状腺機能を低下させるので体重増加につながるという。

ダイエットの敵になる化学物質を完全に避けるのは難しいけれど、少しずつそのような物質に触れる機会を減らすことはできる。たとえばプラスチックのかわりにガラス製品を使ったり、汚染の度合いの低い海藻を選んだり、化粧品はパラベンの少ないものにするなど。

3. 睡眠の優先度を上げる

十分な睡眠をとることは意外と軽視されているけれど、これは体重を減らすのにはとても効果のあること。

「いつもより1時間早くベッドに入るだけでも、深夜にカロリーの高いものを食べてしまうリスクを減らすことができる」とジョージー・フィア医学博士。

しかも夜にしっかり寝られれば、翌日に起きたときには十分にエネルギーがあるので、健康的な食べ物を選んだり、ジムに行ったりすることができる。

4. 数字はあまり気にしない

もちろん目標としている数字はあるとは思うけれど、身体は私たちの予定通りには動いてくれないこともある、とマリッサ・モーア登録栄養士。

「体重にフォーカスするのではなく、何センチ細くなったか、洋服のフィット感、エネルギーアップした感覚や、体力がついたという実感などでダイエットの進捗をみるようにして」とアドバイスする。

※この記事は、UK版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text:Mary-Grace Taylor Translation:Noriko Yanagisawa Photo:Getty Images