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睡眠が健康にいいことは、周知の事実。でも、毎日8時間しっかり寝なくても、1時間の昼寝で体にとっていいメリットがあることが判明したのだとか。この内容をオーストラリア版ウィメンズヘルスからご紹介。

212名から集めたデータを分析したギリシャの研究チームは、1日1時間の昼寝をすれば、血圧が下がりやすくなることを突き止めた。高血圧は、さまざまな病気(心臓病や脳卒中など)のリスクを高めることが分かっている。

この研究では、アスクレピオン総合病院の医師たちが、血圧計を使って高血圧患者の経過を観察した。その結果、1日1時間の昼寝をした患者には、平均して3水銀柱ミリメートル(水銀柱ミリメートル=血圧の単位)の血圧低下が見られたそう。

「昼寝は、生活習慣を改善するのと同じくらい血圧を下げるのに効果的であるようです。例えば、塩分とアルコールの摂取量を減らすと、血圧が3~5水銀柱ミリメートル下がることもあります」と説明するのは、この論文の共著者であるマノリス・カリストラトス医師。

「今回の研究結果を見る限り、昼寝は高血圧対策としても良さそうです」

血圧が気になる人は、積極的に昼寝を取り入れてみては?


※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Lucy BodeTranslation: Ai Igamoto Photo: Getty Images

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。