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朝はいつも落ち着かない、集中できない、モチベーションが上がらない人にお薦めしたい朝の習慣。

朝の時間をもっと上手に使えたらと思う人は手を挙げて?

そうだよね、みんなそうだと思った。

深夜のネットフリックスは控えているのに、早朝に目覚ましが鳴ると、どうして指はスヌーズボタンを探してしまうんだろう? 早起きして、その時間をワークアウトや瞑想や作り置きに使えたら、人生がどれだけ幸せになるか想像してみて。

そして何より、それを上手く実践している女性の多さにビックリ。大人気CEOやテレビ司会者としてのタスクがあるはずなのに、どうして?

その理由を探るべく、2人のアメリカ人男性(ベンジャミン・スポールとマイケル・ザンダー)が、賢い朝の過ごし方を知る人々にインタビューを行った。2人の著書『My Morning Routine』では、成功を勝ち取る起床時間、一日の最初の数分間を最大限に活用する方法、そして女性(と男性)の幸福な人生においてエクササイズと瞑想が担う重要な役割が明かされている。

インタビューの結果? 目覚まし時計を破棄してスマホの電源を切りましょう、とのこと。

かの有名なアリアナ・ハフィントン(ハフィントンポストの共同設立者)、そしてUK版ウィメンズヘルスのデジタル・エディター、エイミー・ホプキンソン(上記の本には登場しないが、彼女が朝一でジムに行かなかくなった理由をお伝えしたいので)のような女性には、どんな朝の習慣があるのかチェックしてみよう。さあ、ベッドから起き上がり、ストレスを抱えずに朝の時間を楽しんで。

アリアナ・ハフィントン

― Huffington Post(ニュースサイト)およびThrive Global(ウェルネスサイト)の設立者

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「95パーセントの確率で8時間寝ている。よって、95パーセントの確率で目覚ましが要らない。自然に目が覚めるというのは、私にとって素晴らしい一日の始め方。朝の習慣で大事なのは(起きた時にやることというよりむしろ)やらないこと。私は携帯電話をチェックすることで一日を始めない。あとでサイクリングマシンを漕ぎながらチェックする。目が覚めたら、携帯を使う代わりに1分間深呼吸して感謝の念を持ち、その日の目的を決める」

ジリアン・マイケルズ

― パーソナルトレーナー兼テレビ司会者

「私の目覚まし時計は、毎朝6時10分に起こしに来る5歳の子ども。コーヒーを飲み、みんなで朝食を作る。子どもの支度が整ったら、パートナーのハイジか私が学校に送り届け、それから仕事が始まる。着る服もランチも前日に準備するので、すぐに出掛けられる」

エイミー・ホプキンソン

― UK版ウィメンズヘルスのデジタルエディター

「これまで朝には色んなことを試してきたし、大急ぎで行う朝のワークアウトの内容によってメイクの時間が決まっていた。1年も経つと何だか疲れてきて、狂ったように忙しい朝に一部原因があることに気付き、朝7時からジムに行くのをやめた。今では朝の時間を混沌とした状態を落ち着かせるのに使っている。

実際どんな感じなのかというと、日の出シミュレーター機能付きの目覚まし時計を朝6時にセットして、騒音ではなく、その光で起きる。階下のキッチンでお湯を沸かし、レモンを入れる。これが冷めるのを待つ間、ヨガマットに座り、目を閉じて深呼吸。タイマーをかけたり長時間座ったりしないし、通常数分だけだけど、このおかげで朝からハッピーに感じられるようになった。インスタグラムも見なくて済む。次に、前日の夜に出しておいた服を着て(前もって準備することで、あれこれ探して家の中を走り回ることがなくなった)、ポッドキャストをダウンロード。インスタグラムをチェックするのではなく、新しいことを学ぶのに通勤時間を使う努力をしている。通勤にはバスを使う。オフィスまで20分歩くのを余儀なくされるからね。オフィスの手前でコーヒーを買って、私の一日が始まる。ちなみに今はランチタイムをジムに使っている」

アイステ・ガズダー

― ロンドンのカフェWild Food Caféの設立者

「毎朝5時頃起きる。バックアップとして目覚ましをかけるけれど、鳴る直前に起きることが多い。私にとっては、しっかり目が覚めるまでの時間がすごく大事。自分に “目が覚めたよ” と語りかけると、それが私の全身全霊に響き渡る。体だけじゃなくて、心や感情、精神にもね。頭のてっぺんからつま先までストレッチして、深く息を吸い、ベッドから出る。それからマヤンヨガと朝の瞑想をするんだけれど、たぶんこれが私の一日の中で最も重要なこと」

レベッカ・ソニ

― アメリカ出身のオリンピック水泳金メダリスト

「朝5時半頃起きて、何回か深呼吸して目を覚ます。水をたくさん飲んで着替えたら、通常はワークアウトで一日を始める。ランニング、水泳、パドルボード、時にはヨガをすることも。座って仕事を始める前に、全身を動かし始めるのはすごく良い気分。それから朝食とコーヒーを手早く済ませる。あれこれ同時にやるのではなく、朝食(通常はフルーツをたっぷり乗せたオートミールボウル)を済ませてから携帯電話やパソコンをチェックするようにしているけれど、これはどちらかというとまだ目標の途中ね」

※この記事は、UK版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text: Emma Pritchard, Benjamin Spall and Michael Xander Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images, instagram of @aiste_wildfoodcafe, ariannahuff, jillianmichaels, wellness_ed, rebsoni