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いつも携帯電話を片手に食事をしている人は要チェック!

ヘルシーな食生活といったとき、人それぞれその定義はちがう。

朝ごはんにオートミールを食べる人もいれば、卵を食べる人も。ナッツと言えばカシューナッツの人もいたり、他の人はフムスだったり。お酒はウォッカとオレンジに? それとも低カロリーのプロセッコがいい?

つまるところ、みんなそれぞれ自分のルールを持っていて、それに従って食べるものを選んでいる。そのマイルールが健康的なものを選ぶのを助けてくれたり、身体のエネルギーになるものを食べたり、そして食卓を囲むつきあいとのバランスを取る時のガイドになっている。

色々なルールは確かにあるけれど、ウィメンズヘルスの表紙を飾った歌手のモリー・キングもフィットネス界のスターでカリスマパーソナルトレーナーのジョー・ウィックスも共通して、このルールは必ず守ると話す。

それは、食事中には携帯電話をテーブルに置かないこと。二人とも家に置いていくか、バッグやポケットにしまっておくという。そして、もちろん他の人が携帯電話をいじっているのも好まない。

「食事をしている時に電話をされるほどイライラすることはない」とモリーは言う。「それに人と一緒にいるのに電話をいじられると、やる気がなくなる上に本当にものすごく失礼だと思っている」

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モリーにとって食事中に携帯電話をさわるのは、デートを失敗させる一番の要因だそう。「誰かにそんなことをされたら、もう二度と一緒にいたくなくなる」とモリー。

世の中の人の異常なほど携帯電話に執着することに対して、モリーも完全に携帯電話に反対というわけではない。最近ロサンゼル行った時はモリーも写真は撮ったそう。「LAにいるので、もちろん写真は撮った。でもほとんどが旅行の写真だった」。そして旅行中に友人と食事を食べに行くときも携帯電話は家に置いておくと話す。「いつも携帯電話を持っていなくてもいいわけだし、携帯から解放されるのは本当によい気分。『あなたはお留守番、私はお出かけ』と言って置いて行った。携帯電話なしで一人になれて解放感たっぷりだった」と教えてくれた。

ボディーコーチでLean in 15の教祖、ジョー・ウィックスも、普段は仕事で携帯電話をにぎりっぱなしなので、食事のときくらいは離れたいと言う。だから食卓で携帯電話は不要。

「この前週末に出かけて携帯電を車の中に、48時間、まる2日間置きっぱなしにしたけれど、それは最高で気にいった」と言う。やはりたまに携帯離れることは必要。

「食べ物の写真を撮ることと電話をすることは自分にとっては仕事の一部。でも今は昔よりも意識してそれをやるようにしている。もし恋人と夕食を食べに出かけるなら、携帯電話は家に置いていく。その方がきちんその場にいられるし、話にも集中する。それに恋人の言っていることに対してもちゃんと向き合える。もし電話をいじっていればその瞬間を逃してしまうかもしれない」とジョー。

これは実は科学的にも証明されている。バーミンガム大学の研究で専門誌『Appetite』に発表された論文によると、気持ち半分に食べていると集中して食べるよりも明らかに多く食べてしまうことが分かっているそう。3つの実験に渡り、研究チームは昼にテレビやコンピューターゲームをやりながら食べていた人は、その後一日の中でより多く食事やおやつを食べてしまうことが実証されているんだとか。

これはなぜか。科学者たちは直近で食べた物の記憶が食欲をコントロールするカギだと考える。そのため、食事中に気が散ってしまうと食べたことをあまり覚えておらず、結果としてすぐ後におやつに手を出すことになると考える。

正しい食生活のためには、食べているものにきちんと集中して。それが目の前の相手にも自分にも一番いいはず。

※この記事は、UK版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text:Victoria Joy Translation:Noriko Yanagisawa Photo:instagram of @mollieking