スマホ疲れ&頭痛にテキメン!今話題の「耳ひっぱり」とは?

04 March 2018

スマホ疲れ&頭痛にテキメン!今話題の「耳ひっぱり」とは?

スマホやパソコンを見ていると目がショボショボ、首や肩がガチガチに。さらには、集中力が続かなかったり、頭痛がやまなかったり、寝ても疲れがとれない……ということも。それらがすべて、“耳”でリセットできるということをご存知?ただいま注目の「耳ひっぱり」について、考案者でありボディワーカーの藤本靖さんが特別レクチャー!


疲れやストレスで毎日ぐったり…は「耳」で解決!

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photo: Getty Images

今、新しい健康法として人気急上昇中なのが「ゆるめる」というキーワード。体の一部分をゆるめることで、体の不調へ働きかけるというメソッドが注目を集めている。その中でも、いつでもどこでも簡単にできるセルフケアが「耳ひっぱり」。「ストレスによる疲れには、耳ひっぱりが効果的です!」と語るのは、ボディワーカーの藤本靖さん。「耳」は、実は私たちの“疲れ”や“ストレス”に大きく関係しているよう。


現代に生きる私たちは、目・耳・鼻・口が緊張している

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photo: Getty Images

毎日イライラ、集中力も続かないし、スマホやパソコンを見ていると目や頭が痛くなる。どうしてこんなに、疲れがとれないんだろう?

それは、疲れには2つの種類があるから。肉体の疲れはマッサージや入浴、睡眠である程度回復するけれど、神経の疲れ、いわゆる精神の疲れはそうはいかない。長時間のスマホやパソコン、満員電車、人間関係が原因で積み重なったストレスは、私たちの目・耳・鼻・口を知らず知らずのうちに緊張状態に。この4つの器官は、私たちが外の世界と関わるとき、人とコミュニケーションをとるときに必ず使う、まさにセンサーの役割をしている部分。


大切なのは、頭の中心「蝶形骨(ちょうけいこつ)」をゆるめること

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photo:Erika Shiotsu

長時間のスマホやパソコン、満員電車、人間関係が原因で積み重なったストレスによって目・耳・鼻・口が緊張すると、今度は頭の芯が固まる。そうすると、神経全体に緊張が伝わり、全身の不調を引き起こしてしまうことに。そこで、頭の芯をゆるめるためにぜひ試してほしいのが、「耳ひっぱり」。

頭の芯とは、頭蓋骨の中心にあり、脳と自律神経をつかさどる視床下部を支えている「蝶形骨(ちょうけいこつ)」(写真・黄色の部分)のこと。その名のとおり、蝶のような形をしている。この骨がこわばったり、ゆがんだりすることで体全体のバランスが崩れ、不調を引き起こすのだそう。そこで耳をひっぱることで、つながっている蝶形骨がゆるみ、さらに蝶形骨とつながっている体の芯ともいえる横隔膜までもほぐしてあげることができるというわけ。さらに、蝶形骨には目や鼻、口もつながっているので、「耳ひっぱり」をやるだけで、こり固まってしまった眼球やアゴもゆるむという嬉しい相乗効果も!耳をひっぱったあとは、きっと心も体もふわっとリラックスし、呼吸が楽になるはず。

 

いざ実践!「耳ひっぱり」を1分でレクチャー!

「耳ひっぱり」は、1日1分行うだけで、体と心のモヤモヤをリセットできるセルフケア。あおむけに寝転がりながらでも、立ったままでも座りながらでもOK。ただし、壁や背もたれには寄りかからずに行うほうがベター。ポイントは、「ひっぱりすぎない」こと。そして、耳と頭の側面に隙間ができるようなイメージで行うと、次第にぎゅうぎゅうに詰まった頭の中に空間ができたような感覚になってくるはず。自分が「心地よい」と思えるくらいがベスト。ぜひ、チャレンジしてみて!

藤本靖(ふじもとやすし)
ボディワーカー。東京大学経済学部卒業後、政府系国際金融機関で政府開発援助(ODA)の業務に関わる。米国Rolf Institute認定ロルファー™。「神経系の自己調整力」に基づく「快適で自由な心と身体になるためのメソッド」を開発。ワークショップやTV・雑誌などで活躍中。 著書に、ベストセラー「『疲れない身体』をいっきに手に入れる本」(講談社)など。藤本さんによるセミナーや施術についてはオフィシャルウェブサイトへ。

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