入浴剤は買うもの、と思っているかもしれないけれど、身近なものも入浴剤になる。定番なものとしては、塩や重曹、アロマオイルなど。それぞれの効果や気分に合わせて選んで。
塩
浴槽に30gから50gの塩を入れてよく混ぜるだけ。塩は精製塩ではなく、海塩や岩塩などの自然のものがミネラルも豊富でおすすめ。塩を入れれば、身体が温まって汗をかきやすくなる。老廃物を排出するので、デトックス効果も。
重曹
大さじ2から3杯ほどを入れて。水がアルカリ性になるので、古い角質や皮脂汚れが落としやすくなり、肌のターンオーバーを促す。クエン酸と組み合わせて炭酸風呂にしても。(市販のバスボムは、重曹とクエン酸が主成分)
エプソムソルト
ソルト、つまり塩、と名前がついているが、これは潮ではなく硫酸マグネシウム。美容効果も高く、海外ではバスタイムの定番となっているそう。エプソムソルトに含まれるマグネシウムが皮膚から吸収されてマグネシウムの補給に効果的。マグネシウムは精神を安定させてリラックスさせる効果や体内の酵素を活性化させてくれるそう。また、発汗作用が高いので、汗と共に老廃物もしっかり排出。
アロマオイル
お好みのオイルをお風呂に数滴。ただし、オイルをそのまま入れると浮いてしまうので、キャリアオイルやバスオイルなどの乳化剤で薄めるように。リラックス効果のあるラベンダーや安眠効果のあるマジョラム、ベルガモットなどもおすすめ。
ハーブ
手に入るならフレッシュハーブを束ねてブーケにしてそのまま入れるのも。リラックスならレモンバームやレモンバーベナなど。ミントなどもすっきりして、夏にはおすすめ。
ココナッツオイル
なにかと話題のココナッツオイルは料理だけでなく、入浴にも使える。特に保湿効果が高く、ココナッツオイル風呂から出た後は肌もしっとり。