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神社や占いに行くより、確実に運が開ける深~い話その1。

「#belfie(ベルフィー)」という言葉が世界中で流行してはや数年。インスタグラムにこのハッシュタグをつけてご自慢ヒップを披露する投稿は年々増加し、女子トレーニーの間では、今、お尻のトレーニングが一大ブームになっている。

確かにお尻がキュッと引き締まっている人は背筋もピンと伸びているし、はつらつとして前向きなオーラに満ち溢れている印象がある。自信があって、内側から発する「美女オーラ」があるような。あれはいったいどうしてだろう?

そんな「お尻」と「前向き美女オーラ」の関係性について知りたくなったエディターHが、「美尻トレーナー」として各方面からひっぱりだこの宮河マヤさんにインタビュー。「お尻を鍛えるようになってから自分に自信が持てるようになり、仕事のオファーがグンと増えた」という宮河さんに聞いたヒップトレーニングの奥深さとは?

尻トレを始めたのは、好きだった男性の痛烈なひと言がきっかけ

今でこそ美尻の持ち主としてモデルやタレント、そしてパーソナルトレーナーとして活躍する宮河さん。意外なことに昔は自分のお尻がコンプレックスで仕方がなかったとか。

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「もともと小さい頃から運動が大好きだったんです。でも16歳のときに10年間やっていた水泳をやめたらどんどん太ってしまって、モデル事務所もクビ宣告の危機に。慌てて痩せようと極端な食事制限に走ったら、今度は骨と皮だけの“鶏ガラ”状態に。痩せたらや痩せたで貧相な自分の体に自信が持てなくなってしまって。しかも私その当時好きな人がいて、彼はお尻の張った女性が好みだと聞いていたので、彼の前ではいつもお尻を隠していたんです。そしたらある日彼に『君、お尻コンプレックスでしょ? いつも自信がなさそうにしてるよね』って見事に指摘されてしまって。あまりに図星だったので、それからジムに通い始めました。最初は自己流だったんですが、それでも半年後には明らかに体にいい変化が表れて。筋肉がついたことで体にメリハリが生まれて、自分に自信がつくようになったんです。それ以来、ヘルシーな生活を送ることがだんだん楽しくなってきて、今ではお酒も飲まないし、夜遊びもしません。夜8時には家に帰りますね(笑)。でも家でゆっくりストレッチをしたり、自分の好きなことをすることで、心に余裕が生まれるように。それがいい循環を引き起こしていると思うんです」

悩みだったお尻は自慢のチャームポイントになり、仕事の幅も広がった

トレーニングをするようになってから自分に自信が持てるようになり、嫌いだったお尻は、今では“美尻トレーナー”として知られるほどのチャームポイントに。

「昔は自分のいろんなところをコンプレックスとして気にしてばかりいたんですが、今はそれをカバーできる武器を手に入れたという感じです。洋服の好みも180度変わり、今では毎日レギンスを穿いているくらい自信がつきました。トレーニングで自分が前向きに変わったおかげで、今度は同じような悩みを抱える人の手助けをしたいと思うようになり、ダイエットプロアドバイザーの資格を取得したんです。そしたらこういうフィットネス系のお仕事ももらえるようになって、仕事の幅がぐっと広がりました。生徒さんの体が変わっていくのは自分にとっても喜びですし、やっと自分の天職を見つけた気分です」

後編に続く。