ネットには、生理痛を自然に治すための情報があふれている。その中でも、「負荷の低いエクササイズ」は手応えがある生理痛対策のひとつだという。オーストラリア版ウィメンズヘルスが、生理痛とヨガの関係性についてリサーチ!
オーストラリアのウェスタン・シドニー大学付属国立補完代替医療研究所の調査チームは、さまざまな家庭療法で生理痛の緩和を試みた2,300名以上の女性のデータを分析した。
主席研究員のマイク・アーマーがオーストラリアの情報誌『Triple J’s Hack』に語ったところによると、「有効性をもとに順位付けするなら、エクササイズが1位、温熱療法が2位、指圧が3位」。これで生理痛が、「ちょっとどころではなくかなり改善した(*)」という。
家庭療法は薬にも負けなかったようだ(*)。アーマーによれば、「とても興味深いことに、エクササイズと温熱療法は鎮痛剤よりも優れていた(*)」そう。
調査チームによると、最も効果的なのはヨガやストレッチなど、負荷が低めのエクササイズ。でも生理中だけでなく、1年中続けることが大切なよう。
「ヨガとストレッチもエクササイズの部類に入る」とアーマー。「現在は強度が低いエクササイズが生理痛に与える影響に関する情報しかない。中~強度のエクササイズに関する研究は少ない」
*編集部註:あくまでも上記の研究結果です。生理痛に対する効果を保障するものではありません。
※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text: Lucy Bode Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images
2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。