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俗に言う”問題の箇所”をつまんだり、自分の見た目がインスタグラム上のフィットネススターとは違うことを嘆いたりしても、減量ゴールは一向に近づいては来ない。でも、まさに今この瞬間から自分の体をありのままに愛してあげれば、目的達成にきっと近づけるはず。

「あなたが自分の体の悪口を言う度に、体は典型的な攻撃・逃避反応を起こす」と言うのは、食の心理学研究所設立者で、ポッドキャストPsychology of Eating(食の心理学)の司会者、マーク・デイビッド。

「心拍数が上がって、消化機能が停止する。そしてコルチゾール(あの煩わしいストレスホルモン)とインスリンの値が急上昇するんだ」。これが体に、脂質を保存し筋肉を作るな、という指令を発信してしまう。あなたが望むものは完全に真逆のはず。内分泌学ジャーナルの研究では、精神的なストレスがインスリン抵抗性を高めることも証明されている。

国際肥満ジャーナルに掲載された最近の実験が、自分が太り過ぎだと思う女性は、実際にそうであろうとなかろうと、将来体重を増やす傾向にあることを示した。もしかするとこれも、その理由かもしれない。

「毎日人は自分の体を批判し、思いやりのない言葉をかけるよね」とデイビッド。「あなたのゴールは幸せなのに、それを達成するまでの道のりが自己嫌悪に溢れていたら、ゴールには一生辿り着けないよ」

恥じることをやめ、減量のために体に愛を注ぐにはどうしたらいいの? デイビッドが勧める心のトリックを4つ紹介しよう。

1.深い呼吸をしよう

鏡の中に、鼻にしわを寄せる自分を見つける度に、目を閉じて5~10回の長く深い呼吸をしよう。こんな時に「自分の体が大好き」と言うために立ち止まるなんて真っ赤な嘘のように感じるかもしれないけれど、デイビッドによると、腹式呼吸が体の副交感神経系に落ち着きをもたらすそう。「体が落ち着き始めると、あなたの心も同様に落ち着きを取り戻す」。仮にこのトリックが、5分の自己嫌悪を2~3分に縮めただけであっても、それは大きな勝利。そしてこれは、いつかその数字をゼロにしてくれるトリックなのだ。

2.体を動かそう

体と通じ合い関係を改善するためには、身体的に栄養が取れていることが大事。でも実際その栄養が何なのかは人によって異なる。デイビッドのおすすめは、文字通り、肌が気持ちいいと感じる感覚や活動を思い出してみること。パートナーとの触れ合い、エクササイズ、泡風呂、一時間のマッサージだっていい。それが何であろうと、そのアクティビティの間、あなたの体がどう感じているかに時間をかけて気付くこと。そうすれば、あなたの体に好感を持つことができるようになるはず。自分をいたわって。

3.マントラを繰り返そう

デイビッドが言うように、恥辱的な心の対話は減量失敗への近道。でも体をかわいがる対話は、あなたのマインドセットと体を変えてくれる。一日の中で、簡単なマントラを繰り返すことで心と積極的に対話をしよう:「私には愛される価値がある」「自分が大切」「自分の体を愛してもっと健康な私になる」。自分流にひねってもOKだけど、目的に沿ったものを。

4.買い物に行こう

ワンサイズダウンしないときれいに着られないなんて思わないで、とデイビッド。ショッピングに出て、快適に着られる上に、あなたの体のイメージアップに繋がる服を買おう。その投資は無駄じゃない。それに目標の体重に到達すれば、お気に入りの服はいつでもサイズ直しできるんだから。

http://www.womenshealthmag.com/weight-loss/body-love-weight-loss

Translation: Ai Igamoto