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持っているものを愛すべき時。

髪が決まらない日は誰にでもある。一日どころか一週間調子が悪い時もある。でも、四六時中自分の髪を嫌うのはまた別の問題で、悲しいことによくある話。でも、頭のてっぺんからつま先まで、自分を愛することを提唱する人々がその現実を変えようとしている。ダヴが行った『Love Your Hair (髪を愛そう)』 キャンペーンは、くせ毛、縮れ毛、立ち毛、そしてクレイジーな色さえも非難せずに受け入れようというもの。

「女性は常に、“美しい髪” とはこうあるべきという狭い定義を突き付けられる」 と語るのは、ダヴのキャンペーンの立役者。「女性が直面する数々のルールや規範に加えて、この一様の表現こそが、女性が大きなプレッシャーを心の内に秘めている原因」

実際、女性はどれだけのプレッシャーを抱えているんだろう? ダヴの調査をもとにした、このありえない統計を見てほしい。

●広告に写る髪を見ると自分の髪が嫌になる女性の数は、全体の80%にのぼる。

●自分の髪が好きで、どこも変えたくないという女性は全体のたった11%。

●75%の女性が、髪で判断されなければ自分にもっと自信がつくと確信している。

●90%の女性が自分の髪を受け入れ、他人と比較するのをやめるべきだという意見に賛成。

最後の項目は、口で言うほどやさしくない。でも、みんな同じ意見なら、髪を恥じるのもやめられるかもしれない。この統計だって、社会的な比較が、ストレートアイロンへの執着以上にネガティブな感情や行動に繋がることを示している。自分の髪のいいところ (早く伸びる、ビーチでも早く乾くなど) に注意を向けて、人の欠点を見つけるのはもうやめよう。髪が “最悪” な日でも、あなたは自分の美しさに気付いてる。だって、あなたはあなただから (やたら感傷的だけど事実でしょ)。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Marissa Gainsburg Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images