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チャリティー団体「Look Good Feel Better」で働くメイクアップアーティスト、キャロライン・バーンズが教える美しさのコツ。

世界的なチャリティー団体「Look Good Feel Better」は、癌治療の副作用と戦う女性に対するサポートを提供している。ウィメンズヘルスを発行する英国ハースト社が、2015年4月の 「解き放たれた美」号で取り上げたチャリティー団体だ。

この団体に所属するメイクアップアーティストのキャロライン・バーンズが、女性が自分らしくあるためのビューティーアドバイスをシェアしてくれた。

1.肌をしっかり洗う

治療の前後は、敏感肌用に作られた低アレルギー性の洗顔料を使い、肌に摩擦を与えたりこすったりしないことが非常に重要。アイメイクを落とし、肌を洗って整える習慣を付けよう。保湿効果の高いバーム状の洗顔料が特におすすめ。

2.保湿を忘れない

治療中は肌が乾燥しがちなので、定期的に保湿することが肝心。肌に優しい商品を軽くマッサージするように使うのがコツ。首に使用するのも忘れないで。ファンデーションを塗る前に、保湿剤を肌にしっかりと浸透させよう。普段のお手入れにセラムを加えれば、肌を驚くほどしっとりと落ち着かせることができる。

ファンデーションやコンシーラーといった、光を反射して乾燥肌から注意を反らしてくれるアイテムも数多く販売されている。

3.赤みを隠す

化学療法は血色を強くし、顔面の紅潮や斑点を引き起こす可能性がある。でも、緑色のカラー補正剤を使えば、肌色を整え赤みを隠すことができる。ファンデーションを塗る前に、赤みが気になる部分に少量を塗布。少しで充分なので、使いすぎてシュレックみたいにならないよう気を付けて。

4.メリハリと明暗を付ける

アイライナーを使えば目が際立ち、治療によって失われたまつ毛の効果を補ってくれる。アイペンシルの先を手の甲で転がし、柔らかくしてから使おう。上まぶたと下まぶた両方で、目の外側を起点に真ん中までゆっくりと書き進める。コットン綿棒でラインをぼかせば、柔らかい印象になる。目の周囲に優しいジェルベースのアイペンシルがベスト。

5.口紅を塗る

すべての女性を瞬時に元気づけてくれる化粧品があるとすれば、それは口紅! 治療中は唇が乾燥するかもしれないので、保湿成分配合の口紅を探そう。治療による赤みが気になる場合は、それを強調してしまうベリー系やレッド系は避け、ニュートラルなカラーを使おう。

※この記事は、UK版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Amy Lawrenson Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images