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毎日の通勤時間をどう過ごしている? 米ハーバードビジネススクールの新たな研究によると、通勤時間が人々に与える影響は、通勤時間の使い方次第で変わるみたい。この内容をオーストラリア版ウィメンズヘルスからご紹介。

この研究の中で行われた3種類の実験から分かったのは、職場での “セルフコントロール” を苦手とする人は長時間の通勤時間をうまく使えておらず、“仕事における自分の役割” を考えられていない可能性があるということ。

通勤時間を使って1日の心構えをすることで、その日のタスクを一段とうまくこなせるようになる。ハーバードビジネススクールに着任予定のヤン・マイケル・ヤヒモビッチ准教授と研究チームは『Forbes』誌に対し、通勤時間を活用するには「目標を立て、戦略を練り、その日の予定に集中する」のが一番であると語った。

この論文が指摘する問題は、その日に対する心構えを積極的にするのではなく、その日のストレスから “逃げる” ために通勤時間を使う人が多すぎること。その結果、モラルと生産性が低下し、疲労感が増し、不満がたまるという。

その手段が徒歩でも、バスや満員電車でも、明日からの通勤時間は、心の中でその日やるべきことをイメージし、準備をしよう。そうすれば、仕事も一段とはかどるはず。

 
※この記事は当初、『Marie Claire』に掲載されました。
※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text: Grace Back Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。