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今年8月に行われた、地球上で最もフィットネスな人間を決める世界大会の「Reebok Crossfit Games」で、所属チーム 「Crossfit Mayhem Freedom」 を優勝に導いた27歳のリンディ・バーバーを支えたのは、6つどころか8つに割れた腹筋だった。その腹筋を作り上げた食事内容は、誰しもが気になるところ。早朝からワークアウトに勤しむリンディの朝食はバラエティに富んだものだけど、私たちがマネできるヒントがいっぱい! うっとりするようなボディメイクの秘密を、アメリカ版ウィメンズヘルスがクロスフィットの女王の朝食から探る!!

リンディによれば、「女性のクロスフィット選手が鶏肉とブロッコリーだけを食べているというイメージは誤解だわ」。実際は主要な栄養素をしっかりと管理している。炭水化物とタンパク質を十分に摂取し、そしてある程度の脂質も摂っている。ブラウニーやアイスクリームも楽しんでおり、とにかく 「大量」 に食べているのだとか。

「Reebok Crossfit Games」に個人として2回、チームでは3回も出場しているベテランのリンディ。「ハードなトレーニングを支えているのは、パワフルな朝食!」と語る。

AM5:30 1回目の朝食。食事は「燃料」だからタイミングが重要!

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リンディは早朝のランニングで1日を始める。「朝起きたらコップ1杯の水、コーヒー、プロテインシェイクを飲むわ。その後、一人で最初のワークアウトをするの」。食事からの燃料を最大限に活用するにはタイミングが大事だと言うリンディ。「食事の後、90分以内にワークアウトするように心掛けているわ」

AM8:00 2回目の朝食。栄養バランスが良い食事は、なんと前夜の余りものを利用

早朝のワークアウトを終えると、この日2回目のワークアウトが始まる前の朝8時に、リンディは本格的な朝食を作る。定番は、卵6個分の卵白にホウレン草、ケール、パプリカ、マッシュルームなどの野菜をたっぷり加えたスクランブルエッグ。「たいてい、前日の夕食の残り物を使うわ」

それでもリンディの朝食は終わらない。3分の1カップのオートミールに、シナモン、大さじ1杯のカシューバター、梨やリンゴなどのカットフルーツ、または1カップのイチゴを入れて食べる。これでタンパク質約21グラム、脂質約15グラム、糖質約45グラムが摂れる。作る時間がないときは、プロテインバーと一切れのフルーツを食べる。

毎日、朝食はほとんど同じものを食べるというリンディ。「おなかが満たされるし、おいしいし、エネルギーがすごく湧くから」 と大満足の様子。ブラックコーヒーを2~3杯飲んでもOKにしている、とも語る。

基本はマクロ管理法。でも、融通の利く食事プランがモットー

特にトレーニング中のリンディは、「マクロ管理法(タンパク質、脂質、炭水化物の摂取量を管理するダイエット法)」による食事内容の計算を怠らない。でも、その日の食べたいものによって食事を変えるのはいとわない。

例えば、「午前中のトレーニングに有酸素運動が多ければ、ジャムのサンドイッチで糖質を15グラム追加する」。大会が近づくにつれ、トレーニングの頻度が増えてハードになってきたら、糖質の摂取量を増やす。すると睡眠の質が改善して筋肉痛が和らぎ、体の回復が早くなるのだとか。

1年の80パーセントは厳しく分量をコントロールし、大会前などの残りの20パーセントは直感に従って満腹になるまで食べるのがリンディのスタイル。「でも、大会の予定がないときやバカンス中は自分を甘やかす」 という彼女のお気に入りの朝食は、シナモンロール!

結果を出すには、やっぱり、バランスが大事。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text: Kristin Canning Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images Instagram of @lindybarber

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。