Woman in Sports審査委員長、伊達公子さんに聞く「スポーツの力」

15 January 2018

Woman in Sports審査委員長、伊達公子さんに聞く「スポーツの力」

Woman in Sportsの趣旨に賛同し、審査委員長に就任した伊達公子さんに、スポーツの力、そして伊達さんとスポーツの関係について聞いた。

——スポーツが社会に貢献する力を実感されたことはありますか? スポーツの力を感じた経験があれば教えてください。 

「選手として競技をやっていたときは勝負の世界にいるし、技術向上を目的にしていましたので、社会に貢献するという意識はありませんでした。でも26歳で一度引退して、一旦テニスを離れ、スポーツから離れた数年の間に、スポーツが自分にとって生き方としても意味があったということを感じるようになったし、身体の変化を感じました。また、キッズテニスなどで海外の子供達と触れることによって、スポーツを通じて国際交流ができたり、それによって社会貢献ができるということを知りました」

「スポーツは余計な説明もいらないし。テニスも、共にプレーすることで一瞬で友達になれたり、わかりあえたりするので、自分が考えていることプラスアルファが伝わるのがスポーツの力だなと思います」

 

——スポーツが伊達さんにもたらした変化とは?

「やっぱりスポーツをやっている方が、ポジティブでいられますね。スポーツをするって家から外に出てアクションを起こすので、それ自体がポジティブな行動ですし、スポーツに対してポジティブになれれば、日常の中でもポジティブでいられます。悩んだり、ネガティブになりそうなこともスポーツをすれば一瞬にしてポジティブな方向に考え方が変わったりしますよね」


次の冬はスキーをやりたい!

次の冬はスキーをやりたい!

——選手を引退していた時期には何をしていましたか?

「最初に引退したときにはクラシックバレエ、ピラティス、マラソン、キックボクシング、普通のボクシングも1回やりました。突き指してやめたましたけど(笑)。ヨガもやったし、ジムでのワークアウトももちろんだし、水泳もやりましたね」

 

——伊達さんは本当にスポーツがお好きなのですね

「前世は絶対マグロだったと言われますね。動いていないと死んじゃいという(笑)」

 

——引退されて、自由になる時間ができると思いますが、2018年挑戦したいことはありますか?

「スキーはやりたいですね。父もスキーが好きだったので、小さい頃からよく行っていました。でもテニスをやっている間は時間も取れず、怪我をしてはいけないのでできなかったんです。そろそろスキーをできるかな、と思ったら膝を痛めて、肩の手術をしたので、次の冬にはやりたいですね。ピラティスも再開したいなと思います。ヨガも試しましたが私は身体が硬いので心地いいという域には程遠くて。ピラティスの方がエクササイズっぽいので自分には向いていると思います」

 

——スポーツ以外でやりたいことは?

「お茶も再開したいですね。テニスをやめていた時にずっと続けていたので、膝が良くなって、また正座できるようになったらやりたいです」


思い切りテニスをして、汗をかいた時に幸せを感じる

思い切りテニスをして、汗をかいた時に幸せを感じる

——日本のスポーツ人口を増やしていくために、スポーツ5カ年計画がスタートしましたが、20代、30代女性はスポーツ人口が少ないそうです。一歩踏み出せない人に何を伝えたいですか? 

「人間誰もが自分が求めている方向に体が変化したらわかると思うので、体を動かすことによって目で見てわかる変化が出るまでは、トライする時間を持って欲しいと思います。自分の変化に気がついてもらえたら継続することに繋がるんじゃないかな。スポーツをする場に行くと仲間ができるし、仲間ができると体を動かすだけじゃない楽しみができます。まずはそういう場に行くことが大切だと思います」

 

——ぽっかり自由時間があったらどう過ごしますか?

「意外と出不精なんですよ。メリハリがあって、やらないときは何もしないで家にいたりもします。2日あれば1日は何もしないで、1日は何か運動をするかな。ジムに行ってバイクを漕いでサウナに入るのもお気に入りのコース。外に走りに行くのも好きです。膝を痛めてしまったので、フルマラソンはもう難しいけれど、またいつかハーフマラソンには出たいと思います」

 

——伊達さんが一番幸せを感じる瞬間は?

「テニスで思い切り体を動かした後、シャワーを浴びて、程よい疲れの中で気を失うように眠りにつくのは幸せ。運動の後のご飯も最高に美味しいですね。たっぷり汗をかくと、むくみが取れたり体が軽くなったりスッキリするので、気持ちがいいんです。ちょっとの運動では物足りなくて、テニスくらい激しい運動をした後が、幸せを感じます」

 

——食生活はどんなことを意識していますか?

「運動して疲れると、“肉!”っていう気分になることが増えてきました。基本的には、自分の体が欲しているものを食べるようにしています。運動量が少ない時には、運動量に対してのバランスを考えます。お肉ばかりにならないように、白身魚も食べよう、とか食べるものの種類も考えますね。遅延型アレルギーの検査で乳製品と卵の数値があまり良くなかったので最近は卵を控え目にしています」

 

——Woman in Sportsの審査委員長として、読者のみなさんにメッセージをお願いします

「日本でも、体を動かすことで健康美を追求する人が増えて欲しいと思います。メイクしたり、美容にお金をかけるだけじゃなくて、内面から出る肌の輝きや、心の美しさこそが、健康美だと思うんです。このような企画を通じて、スポーツと関わる女性が増えることを願っています」

アウター ¥24,000  インナー ¥11,000 ¥8,990 シューズ ¥18,000/以上アディダス バイ ステラ・マッカートニー

お問い合わせ先/アディダスグループお客様窓口 tel. 0570-033-033

Photo : Kento Mori Hair & Make-up : Takashi Kosuge Styling : Maiko Nishio

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