——日本のスポーツ人口を増やしていくために、スポーツ5カ年計画がスタートしましたが、20代、30代女性はスポーツ人口が少ないそうです。一歩踏み出せない人に何を伝えたいですか?
「人間誰もが自分が求めている方向に体が変化したらわかると思うので、体を動かすことによって目で見てわかる変化が出るまでは、トライする時間を持って欲しいと思います。自分の変化に気がついてもらえたら継続することに繋がるんじゃないかな。スポーツをする場に行くと仲間ができるし、仲間ができると体を動かすだけじゃない楽しみができます。まずはそういう場に行くことが大切だと思います」
——ぽっかり自由時間があったらどう過ごしますか?
「意外と出不精なんですよ。メリハリがあって、やらないときは何もしないで家にいたりもします。2日あれば1日は何もしないで、1日は何か運動をするかな。ジムに行ってバイクを漕いでサウナに入るのもお気に入りのコース。外に走りに行くのも好きです。膝を痛めてしまったので、フルマラソンはもう難しいけれど、またいつかハーフマラソンには出たいと思います」
——伊達さんが一番幸せを感じる瞬間は?
「テニスで思い切り体を動かした後、シャワーを浴びて、程よい疲れの中で気を失うように眠りにつくのは幸せ。運動の後のご飯も最高に美味しいですね。たっぷり汗をかくと、むくみが取れたり体が軽くなったりスッキリするので、気持ちがいいんです。ちょっとの運動では物足りなくて、テニスくらい激しい運動をした後が、幸せを感じます」
——食生活はどんなことを意識していますか?
「運動して疲れると、“肉!”っていう気分になることが増えてきました。基本的には、自分の体が欲しているものを食べるようにしています。運動量が少ない時には、運動量に対してのバランスを考えます。お肉ばかりにならないように、白身魚も食べよう、とか食べるものの種類も考えますね。遅延型アレルギーの検査で乳製品と卵の数値があまり良くなかったので最近は卵を控え目にしています」
——Woman in Sportsの審査委員長として、読者のみなさんにメッセージをお願いします
「日本でも、体を動かすことで健康美を追求する人が増えて欲しいと思います。メイクしたり、美容にお金をかけるだけじゃなくて、内面から出る肌の輝きや、心の美しさこそが、健康美だと思うんです。このような企画を通じて、スポーツと関わる女性が増えることを願っています」
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