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カーダシアン一家は色々なものにオープン。ヘアに関しても前からエクステやウィッグを愛用していると話していたけれど、今度はクロエ・カーダシアンが10代の頃からウィーブをつけていると明かした。ウィーブを愛用しているその理由は?

彼女のブログ、Khloé with a Kによると、一度大量の抜け毛を経験してから、髪の専門家、マイシャ・オリバーにウィーブをつけてもらったという。「父が亡くなった後、髪のほとんどをなくしたけれど、マイシャは残っている髪の毛を使ってウィーブをしてくれて、それで髪が元のように健康に戻るようにしてくれた」とクロエはブログに書いている。「ウィーブをすることで、地毛はウィーブの下に編み込まれて守られている」という。

ウィーブとは、髪の毛を地肌の近くで頭にそって編み込み、そこに髪の毛を縫いつけるというもの。

クロエのように、心理的なトラウマで髪の毛がなくなってしまうのは、人生においてのなかなかの経験。でも、マウント・シナイ病院の皮膚科医、ゲイリー・ゴールデンバーグ博士は、そういうことも実際には起きると話す。

「心理的あるいは肉体的なストレスにさらされると、髪の毛が抜けることがある。たとえば病気、妊娠、手術や家族の死などのストレスフルな状況がそう」とゴールデンバーグ博士。このタイプの抜け毛は、休止期性脱毛と呼ばれ、よくあることだそう。

この休止期性脱毛は、心理的あるいは肉体的にストレスのかかる状況で、栄養が毛包ではなく、それ以外の重要な器官に回されてしまうために起きる、とゴールデンバーグ氏は話す。栄養が届かないため毛包が死んでしまう。「ストレス状態から、身体がようやく回復すると、新しい毛包が産まれて古い死んだ毛包を押し出す。これが抜け毛の原因」と説明する。

でもニューヨークの認定皮膚科医のジョシュア・ゼイヒナーによれば、こういった抜け毛は一時的なもので、一年くらい経てば自然と治るそう。

もし抜け毛に悩み、ストレスやトラウマがその原因だと思うなら、ロゲインフォームが効果あるかもしれない、とゼイヒナー氏。これは頭皮に酸素や栄養を届ける助けをしてくれて、髪の毛の成長を促してくれるもの。さらに、今生えている髪の成長期間も伸ばすそう。それ以外には皮膚科では、リッチプラズマの注射やセラドームという光治療も可能だそう。こういった治療によって髪がまた生えるのを助けてくれる。

抜け毛は誰にでも起きることで、ある程度までは普通。でも、もしあまりにも気になったり悩んだりするレベルなら一度病院に行って診断を受けてみて。

http://www.womenshealthmag.co.uk/beauty-style/hair/6830/khloe-kardashian-weaves/

Text:Korin Miller Translation:Noriko Yanagisawa Photo:Getty Images