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大抵の人は、エクササイズやダイエットの成果を見せるために “ビフォーアフター” 写真を撮る。でも、フィットネスインフルエンサーのケイシー・ウェルスは、その常識を覆し、“ビフォーアフター” 写真で産後のうつ病との闘いを率直に語った。

インスタグラムにアップされた2枚の写真。ケルシーの体は昔と今で明らかに違うけど、ここで彼女が強調したいのは精神状態の違い。

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「左の写真は、ちょうど4年ほど前に撮ったもの。4年前の今週、私は産後検診に出掛け、『メンタルヘルスと産後のうつ病/不安神経症』のアンケートを記入しながら泣き崩れたの。自分が大丈夫じゃないことは分かっていたわ。治療法を話し合う中で、定期的なエクササイズに効果がある “かも” しれないと言われた。こうして4年前の今週、必死の思いで私はエクササイズを開始。なんとかして精神的に対処しなければ、なんとかして元の体型を取り戻さなければ。当時の私には、健全なマインドセットがなかったのよね。

自分の体に悪いところなんて何もなかったのに、それに対する自分の見方や扱いは間違いだらけだった。何が何でも毎日エクササイズを優先するようになるまでは、辞めて始めての繰り返し。それで人生があんな風に変わり始めるなんて、本当にビックリ。鏡に映る身体的な変化が現れるずっと前から、変化を “感じる” ようになったの。自分の体に対する自信と感謝の念が湧き始め、包括的かつ健全に不安に対処できるようになったわ。とにかく、体を大切にすればするほど自分が好きになり、体を大切にする意味はあるんだと信じるようになったから。

フィットネスを通して自分に力を与えていたわけだけれど、それがたまたま夢中になれることだったのね。今の私は、左の写真を感謝の気持ちで見ている。だって、エクササイズとバランスの取れた食事に対する小さな努力を一貫して積み重ねるのは、当時本当に大変だったから。何度も “失敗” した。だけど決して諦めなかったし、先へ行けば行くほど楽になったわ。これで人生がどう変わるのか、この努力の先に何があるのかなんて分からなかった。それでも、一貫性をもって4年間頑張り、自分を信じて自分に正直に生きてきたから、私は今日ここにいるの。自分に与えられた試練と、これまでの旅のすべてのシーンに心から感謝しているわ。そして、あなたもそうするべき。ヘルシーに生きて、自分を大切にして、自分に正直になって。あなたの人生を変えられるのはあなただけ。他の誰にも変えられないし、止められない」

4年前に撮った左の写真について、「自分の体に悪いところなんて何もなかったのに、それに対する自分の見方や扱いは間違いだらけだった」 と語る。

ケルシーによると、これは病院で産後のうつ病と不安神経症の検査を受けた日に撮ったもの。医師が提案した治療法のひとつが、定期的なエクササイズだったという。

エクササイズをしたことは前にもあったけど、長続きしなかったというケルシー。でも、それを日課にしたことで人生が永遠に、しかも良い方向に変わったんだそう。

「鏡に映る身体的な変化が現れるずっと前から、変化を “感じる” ようになった。自分の体に対する自信と感謝の念が湧き始め、包括的かつ健全に不安に対処できるようになった。とにかく、体を大切にすればするほど自分が好きになり、体を大切にする意味はあるんだと信じるようになった」

ケルシーにはあながち最終目標があったとは言えないし、努力の果てに何があるかも定かではなかった。それでも彼女は諦めなかった。

「一貫性をもって4年間頑張り、自分を信じて自分に正直に生きてきたから、私は今日ここにいる。自分に与えられた試練と、これまでの旅のすべてのシーンに心から感謝している。そして、あなたもそうするべき」

「HIIT! もも上げ、幅跳び、マウンテンクライマー、スクワットジャンプ、ジャンピングジャック、ランジ、バーピー。それぞれの動きを30秒ずつ、30秒の休憩を挟みながら4セットやってみてね!」

彼女はかつてボディイメージと不安に悩まされたことがあり、それを乗り越えるのに役立ったのもワークアウトだった。2016年7月の投稿では、「アクティブでヘルシーな生活を送るのが、心から不安を取り去り、失った自信を取り戻すカギ」 だと語る。

「50キロ vs 60キロ。高校と大学時代を振り返って一番後悔するのは、自分に自信をもち、ありのままの姿に満足しようとしなかったこと。記憶にある限り、私はいつも自分に自信がなくて、人と比べてばかりいたわ。自分を罵り、数キロ痩せるか特定の男の子に好きになってもらえれば、自分の体が好きになれると純粋に信じていたの。

私は大学1年生。不安障害の影響で数キロ以上痩せた頃。最高に魅力的かつ協力的で、毎日私に綺麗だと言ってくれる夢のような男性 (今の夫) と付き合っていたわ。それでも私は自己不信に悩み、あと数キロ痩せればもっとハッピーになれると思っていたの。この写真を見ているうちにどういうわけか目が覚めて、夫と家族からのサポートで心が癒え始めた。マインドセットを変えるのはあっという間だったけれど、ネガティブな独り言には未だに苦労するし、これからも注意しなくちゃいけないわね。

でも、カイラ・イチネスのBBGプログラムに出会ってから得た最大の収穫は、メンタル面の変化。最初の数週間で、自分を好きになってポジティブな独り言を言うことが、8年間の闘いの中で一番楽になった。身体的な変化がすぐに現れたからではなく、ようやく自分の体を正しく扱うようになったから。私にとっては、アクティブでヘルシーな生活を送るのが、心から不安を取り去り、失った自信を取り戻すカギ。私がこれをシェアしているのは、あなたのカギも同じかもしれないから。だって、今のあなたはそのままで美しい。あなたには、それを知る資格があるのよ」

エクササイズは、必ずしもメンタルヘルスの治療に取って代わるものではないけれど、うつ病に対する強力な武器にはなり得る。最近の研究では、筋トレが抗うつ剤や行動療法と同じくらいうつ病に効果的であることが発覚したんだそう。

ケルシーは、先日の投稿を 「あなたの人生を変えられるのはあなただけ」 というメッセージで締めくくる。「他の誰にも変えられないし、止められないわ」

了解!

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Mallory Creveling Translation: Ai Igamoto Photo:instagram of @kelseywells