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オーストラリア出身のカリスマトレーナー、カイラ・イチネスはフィットネスを通じて女性がより自分に自信を持てるようになって欲しいと常に考えている。多くの女性のモチベーションとなっているカイラ。そんな彼女が、ワークアウトをまだ始めていない女性へメッセージを送る。

彼女のポジティブな言葉で、きっとあなたもスタートしたくなるはず。

まずは一歩踏み出してはじめてみること

運動を始めた最初の日、カイラはジムに足を踏み入れた時になにをやっているのか分からなかったし、どんなにこれから大変かを思って泣いたそう。カイラも初めからワークアウトが大好きだったわけではない。それが今では何百万人をモチベートする側になっている。

「始めるのは確かに大変。でも、最初の数週間がすぎればずっとラクになる。もし少し休んでも大丈夫。ちゃんとまたそこに戻れると分かっているから。ちゃんと戻りたい場所に戻れると分かっている」とカイラ。

とにかく始めることを考えるのではなく、まず始めて、とカイラは言う。最初のセッションでは1000個くらい疑問が出てくると思うけれど、とにかくそんな言葉を聞かずに続けてみて、とメッセージを送る。

自分と誰かを決して比べないで

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カイラの投稿する動画に対してフォロワーからは、すごいという称賛の声や、自分も頑張る、という声が上がる一方で、自分にはできない、という人も。確かに、かなりハードなワークアウトを美しいフォームで軽々とこなしているように見える。でも、そんな声に対してカイラはこう言う。

「いつも、女性のモチベーションがアップして元気になるような投稿をしているけれど、たまに、自分のフィットネスレベルを私のフィットネスレベルを比べるようなコメントをもらうことも。でも決して私と比べて欲しくないの」。

「私の動画を見て『あんなの絶対にできない』なんて思わないで。私も昔はそうだった。私もいつも『私もあんな風だったら』と思っていたわ。でもその思考法を続けるのではなく、それをどうにかした。これは率直に言うし、私は常に正直に言ってきたけれど、これは決して簡単ではない。それに最初は全然楽しいことでもなかった。でも素晴らしい真実は、その気持ちは長く続かなかった。自分に時間を使うようになって、不健康だと思わなくなったし、身体が痛かったり疲れたりしなくなった。身体は運動が大好きになって、私も自分の身体を好きになった。だから今でもやっているの。そして今では運動なしでは生きられない」。

まわりに言われることよりも、自分を信じて

今ではカリスマのカイラだが、そんな彼女もはじめは周りから、否定されることも少なくなかったそう。でもそんな時も自分と自分自身の夢を信じることで今があるという。

「成功とは、自分のやっていることを信じること。私は周りの人、しかも自分に近い人からも私の目標や夢を疑われてきた。プレッシャーの多い世の中で、自分のことを信じられるということは一つの達成だと思っている。私は自分が伝えたいことを実践して、決してあきらめない。私がパーソナルトレーニングでキャリアを築きたいと言ったときに、それを信じなかった人はたくさんいた。でも、たった4人の素晴らしい人、私の家族とトービーがいたからそれを乗り越えて、自分の心を信じて夢を追うことができた」。

「だからもしなにかやりたいことがあったり、たどりつきたい所があるのなら、自分の夢を信じて。もうすでになりたい人になるためのものはそろっているから。そして、他の人にできないなんて言わせないで。もしやりたいのなら、できるから」。

Text:Stephanie Lee Translation:Noriko Yanagisawa Photo:instagram of @kayla_itsines