ケイトの愛称で親しまれ、出歩くたびに写真を撮られるキャサリン妃はいつも非の打ちどころがないように見える。だからといって彼女も完璧じゃない。そして、彼女はそれをみんなに知ってもらいたいみたい。
今年7月中旬、キャサリン妃はウィリアム王子、ジョージ王子、シャーロット王女と共に外遊でポーランドを訪問。首都ワルシャワの宮殿外でキャサリン妃と話をしたという21歳の学生王室ファン、マグダ・モルダカは、セレブ・皇室専門誌『Hello!Magazine』にこう語る。
目の前のキャサリン妃に「私たちは英国王室のファンで、フェイスブックのグループもあることを伝えたわ。キャサリン妃はいつも美しく完璧だと言ったら、それは違う、これはただのメイクアップよと言われたの」
キャサリン妃が非常に美しい女性であることに疑いの余地はない。でも彼女の主張は正しい。プロのメイクさんが付き、デザイナーファッションに身を包んでいれば、常に欠点がないように見せるのは簡単。いつもの自分を、“今日の1枚”に選ばれるようなキャサリン妃の写真写り完璧な姿と比べてみても、間違いなく疲れるだけ。
キャサリン妃が自分の生活について打ち明けようとしたのは、これが初めてではないそう。今年3月には、メンタルヘルスに関する率直な意見を述べ、世界で最高の助けをもってしても、子育ては大きな試練であることを認めた。「母親になるという、この上なく重要な経験に対して準備させてくれるものって本当にないのよ」
しかしワルシャワでの別のイベントでは、キャサリン妃がもっと子供を作るかもしれないと冗談を言っていたことが報じられている。イギリスのDaily Mail紙によると、玩具デザイナーのジュリア・シエリカ・ジャツゼブスカは、キャサリン妃に子供をなだめるために作ったおもちゃを渡したという。「ジョージ王子とシャーロット王女へのプレゼントを手渡したの。キャサリン妃は、じゃあもっと赤ちゃんを作らなゃねと笑っていたわ」
王室にユーモアと現実感を持ち込んでくれたキャサリン妃は、やっぱり素敵。
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Text: Nina Bahadur Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images
