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羨ましいほど引き締まった体の持ち主、そしてスポーツウェアブランドFableticsの創始者として知られるケイト・ハドソンが、“スーパーフィットじゃなくてもいい” と言うなんて、信じ難いかもしれない。でも、彼女は地に足のついた女性で、心身の健康のこととなると、とてもバランスが取れている。

エクササイズには多種多様のメリットがあると考えるハドソンにとって大切なのは、汗をかくことだけじゃない。メンタルヘルスへの効果や、ただ単に体を動かすことの楽しさも重視している。

彼女がフィットネスをライフスタイルだと呼ぶのも、たぶんこれが理由。サイクリングやハイキングといったアクティビティを日常生活の中に組み入れるのは、それが彼女の生き方であるからに過ぎない。「仕事が忙しすぎて、まともなエクササイズの時間がない時もあるけど、何日もまったく体を動かさずにいるのは私らしくないのよ」 と語る。

「ずっとアクティブに暮らしてきたから、体を動かすことが私にとって本当に大切。運動したり汗をかいたりすれば気分がスッキリする。それを知って育ってきたら、もっとやりたくなって当然でしょう」

そんなハドソンが、スーパーフィットになることよりも重要だと信じてやまないエクササイズの要素とは? トップ3を挙げてもらった。

1.フォームを完璧にする

「流行りのエクササイズの中には、もともと運動をしていなかったり、体を理解していなかったり、心と体がつながっていなかったりするだけで、あっという間にけがにつながるものもある。けがを避けるためには、テクニックをしっかり理解しないと」

自分のスクワットが心配になってきた? 初心に帰ってフォームをおさらいしてみよう。

2.適切なウェア

「Fableticsでは、レギンスをはじめとするすべての衣類の着心地を本当に気に掛けている。すべての商品を実際に着用して、スクワットして試しているわ。サポート感があって、お尻を満足させられるレギンスが一番」

気分が上がれば、パフォーマンスも上がる。レギンスはこれで決まり。この機会に、ランニング用のスポーツブラも見直してみよう。

3.楽しさ重視

「ベストの結果を得るために、いつも自分を追い込む必要はないと思う。コルチゾール値を必要以上に上げることになりかねない。女性には、エクササイズにひるむのではなく、それによって自分を強く健康にしようと思ってほしい。だから、自分を追い込みすぎる必要はないことを知るのが大事。それさえ理解できれば、運動を楽しみ、もっとアクティブな生活が送れるはずだから」

※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text: Amy HopkinsonTranslation: Ai Igamoto Photo: Instagram of @katehudson

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。