先日、第三子となる娘の出産を発表したばかりのケイト・ハドソン。妊娠中はワークアウトも控えめだったけれど、彼女のインスタグラムはフィットネス好きも注目するアカウントの一つ。そんな彼女のお気に入りワークアウトは、リフォーマーピラティス。ケイトのトレーナーが、引き締まったおなかを作るためのワークアウトについて、オーストラリア版ウィメンズヘルスに教えてくれた。
現在39歳。2人の息子に続き、3人目となる女の子を出産した彼女だが、常にベストなスタイルを維持してきた理由の一つは、長年にわたって彼女の体づくりを担ってきたトレーナーのニコル・スチュアートの存在。フィットネスブランド「Fabletics」の共同経営者となったケイトを10代の頃から知るニコルが、ケイトのお気に入りの動きを分析。マネする方法を教えてくれた。ケイトはピラティスリフォーマーという機械を使っているけれど、機械がなくてもできるので、参考にしてみて。
キャディラックを使ったロールダウン
「この写真の動きはエクササイズのはじめに使える。背骨が硬い人には特に向いているけど、一般的に凝り性の人にもおすすめ。脊椎を一つずつ動かし、背骨を長く伸ばしながらロールダウンすることで背中が温まる」
自宅で行うには
「仰向けに寝て、ロールアップで起き上がる。体を前方に伸ばし、腕の勢いで体を起こすのではなく、おなかの力を使ってゆっくりと脊椎を一つずつ床から離していく。同様に、ゆっくりとコントロールしながらロールダウン」
アドバンス・フロッグ
ニコルいわく、アドバンス・フロッグは 「腹筋や胴、そしてお尻全体 に効果がある」そう。
自宅で行うには
「超上級者でもない限り、家でやるのはおすすめしない。でも、超上級者なら、この写真と同じポジションを取り、背中の後ろにできたスペースに両手を置いて体を支えながら、ケイトとまったく同じ動きをしてみて」
ぶら下がりプルアップ
「この動画の直前にもケイトは腕と背中に効果的なプルアップをしていた。ワークアウトの終わりにこうしてぶら下がるのはご褒美」
自宅で行うには
「床で従来のプッシュアップをした後に、大きなバランスボールの上で背中を反らせてみて」
減圧
この動画では、ケイトがとても簡単そうにピラティス器具の一つ、Gratz社のリフォーマーにぶら下がっている。「背骨と腰の減圧、血行と血流の改善をサポート」
自宅で行うには
「大きなバランスボールを使って同じ動きができる」
有酸素運動を忘れずに
ピラティスは体を伸ばして引き締めてくれるけど、汗をかくことによる効果を甘く見ちゃダメ。ダンサー経験のあるニコルには有酸素エクササイズもお手の物。著書に『Pretty Happy: The Healthy Way to Love Your Body』がある。
「有酸素運動はとても大切。必ずしも長距離を走る必要はないけど、心拍数を上げる何かをすることが大事。だからこそダンス。ケイトと私は踊りながら成長したし、カロリーを燃やすにはもってこいの方法」
踊る気分ではなくても、ニコルとケイトのようにセンスがなくても大丈夫。ランニングやスピンクラス、ヴィンヤサヨガのレッスンがニコルのおすすめ。ニコルいわく「ケイトも、いつも新しいことに挑戦する」 そう。
ニコルのQE2アプリでモチベーションを上げていこう
「私のホームページ、iTunesかGoogle Playで販売中のiPhoneアプリQE2がおすすめ。ピラティスの動きを取り入れた10~15分間のワークアウトを組んでいる」
※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text:Sierra Marquina Translation:Ai Igamoto Photo:Getty Images、instagram of @ katehudson、nicolestuartla