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トーストとコーンフレークに加えて、オーストラリア人は長い間、オレンジジュースを朝食の定番と考えていた。でも、この次に甘くて冷たいドリンクで一日を始める時には、もう一度よく考えた方がいいかも。

プリンストン大学の研究者の新しい論文によると、空腹時にジュースを飲むと、消化器系が圧倒され、腸内の「良い細菌」が壊れてしまうらしい。

それは、果糖の濃度が高く、長時間の「断食」(夜の睡眠を取った後を意味する)の後では、小腸でそれを処理しきることができないため。

これによって、大腸、肝臓、もしくは結腸にこぼれ出ることになり、そこで糖分との相性が良くないマイクロバイオーム(体内に生息する細菌などの微生物の集団)と接触してしまう。

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「マイクロバイオームは、体内で糖分とは接触しないように設計されている」とプリンストン大学のジョシュア・ラビノウィッツ教授は説明する。「ソーダやジュースを飲んだ直後に、マイクロバイオームは出会うべきはずではない、非常に強力な栄養素に出会うことになってしまう。

研究者は、朝食時の糖分摂取量(果糖を含む)を最小限に抑え、食後にジュースを飲むことを推奨している。「体内でどのくらいの量の糖分が処理されるかは、人それぞれの基本的な生理的違いによる。」とラビノウィッツは説明したそう。

※この研究は、“The Journal Cell Metabolism”に掲載されました。

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text: Lucy Bode Translation: Kanako Iwaki Photo: Getty Image

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。