完璧に引き締まった体という意味では、ほぼ間違いなくトップクラスの一人といえるジェシカ・ビール。彼女の美しい体の秘密は?
この大女優をこれほどまでに美しく鍛え上げた秘密のすべてを専属トレーナーのジェイソン・ウォルシュが明かしたと聞いて、UK版ウィメンズヘルス編集部は大喜びした。
彼女のワークアウトで最も重要なのは、片脚でのエクササイズ。
PopSugar誌との対談の中でジェイソンは、ジェシカとのワークアウトでは 「考えられるありとあらゆるタイプの片脚エクササイズ」 を行うことを認めている。これには、デッドリフト、ヒップスラスト、ステップアップ、スクワットといった典型的な下半身運動も含まれる。
この背景にあるのは、体の片側を孤立させることでアンバランスな筋肉を特定し、“機能とバランス” を強化するトレーニングができるという考え方。
しかも、片脚のエクササイズでは、私たちが日常的に行う多くの動き (歩く/走る/スポーツをするなど) を真似することができる。
「片方の脚が独立して働く動きもあれば、両方の脚が一緒に働く動きもある」 とジェイソンは語る。
でも、体を安定させるには多くの筋肉を使う必要があるため、こっそり体幹まで鍛えられるのが片脚エクササイズの一番の魅力。
片脚エクササイズを始めるには、まずは両脚バージョンでフォームを確実にマスターすること。自信がついたら、各エクササイズを1~2セットずつ、普段のワークアウトに取り入れてみよう。
ジェシカは、アイソメトリックな (筋肉の長さを変えずに収縮させる等尺性収縮運動) ポジションを20~30秒キープしてから、筋肉を伸縮する動きを1セットで8~10回行っているそう。
「ホント、ワークアウトしながら遊んでいるようなものだよ」 と彼は言う。「チャンスさえあれば、ありとあらゆる角度でやってみるんだ」
そんな姿勢で取り組んでいれば、彼女がとんでもなくフィットになるのもわかる。
Text: Lucy Bode Translation: Ai Igamoto Photo: Getty, Instagram@jessicabiel
2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。