ブラジル原産のアサイーや南米産のキヌアなど、栄養バランスに優れた話題のスーパーフード。でも実は、昔から日本で食べ....
ブラジル原産のアサイーや南米産のキヌアなど、栄養バランスに優れた話題のスーパーフード。でも実は、昔から日本で食べられてきた食材の中にもスーパーフードが盛りだくさん。そんな日本伝統の食材をクローズアップ!
世界でも注目を集め、2013年にはユネスコ無形文化遺産に登録された和食。この私達の生活に根付いた食品、食材には、体に嬉しい効果がいっぱい!
Text:Yuka Kaneko
お弁当の定番、梅干し。その栄養素に、今、関心が寄せられている
クエン酸が豊富な梅干し。このクエン酸には高い殺菌作用で食中毒を予防したり、疲れの原因でもある乳酸を抑えて疲労回復する効果があることが、近年、科学的にも明らかに。また、腹持ちをよくし、便秘を改善する食物繊維、余分な老廃物の排出をサポートするカリウムやナトリウムなども含まれる。
漬物は毎日の少量ずつ食べることで腸内環境を整え、健康と美容を育む
発酵したぬか漬け、しば漬け、たくあんなどの漬物は、植物性乳酸菌が豊富。植物性乳酸菌には腸内環境を整える効果があり、その働きで便秘が改善されたり、新陳代謝がよくなると言われている。さらに、免疫細胞の約7割が集まる腸内環境が整うことで、免疫力アップ! 花粉症の緩和や肌荒れの改善にも期待大‼ でも塩分が多いので食べ過ぎには注意を。
玄米はよく噛んで食べる必要があるので、満足感も得られやすい
白米は玄米を精米し、ぬかや胚芽を取り除き、食べやすさを追求したもの。白米と玄米を比べると、胚芽部が残っている玄米の方がビタミンB1は約8倍で、マグネシウムも約7倍、食物繊維も約5倍もある。そのため、健やかな肌を保ち、丈夫な骨を形成するのに一役かっている。また、消化に時間がかかるのでダイエットにも効果的!
発酵食品の代表で、私達の生活にも馴染み深い味噌
米や麦、大豆を発酵させて造る味噌。日本人に欠かせない、この調味料にはアミノ酸やビタミンなどが多く含まれている。特に大豆から造った味噌は、女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンが含まれ、健やかな肌や髪を導くという女性に嬉しい美容効果も。また、食事の際、味噌汁を飲むと満足感が得られるので、余計なものを食べずに済む効果もあり。
日本の元祖エネルギー飲料といえば、甘酒
江戸時代には、夏バテ解消ドリンクとして飲まれていた甘酒。麹を発酵させて造った甘酒は、脳のエネルギー源でもあるブドウ糖をはじめ、アミノ酸、ビタミンB群などが豊富。そのため、点滴液と同じレベルの栄養があると言われ、〝飲む点滴〟と呼ばれることも。疲労回復や風邪予防、美肌効果などの効果が期待できる。
参考サイト:エムズコーポレーション「梅干し大辞典“栄養”」 http://www.ume-jiten.com/nutrition/index.html 樽の味「漬物と乳酸菌」 http://www.tarunoaji.com/nyusankin.html 中出農園「中出農園の「ぬか床」のヒミツ」 https://www.nakadefarm.com/?mode=f6 生活改善ネット「生活習慣病の原因と予防法“玄米がいいとされる理由”」 http://seikatsu-kaizen.net/prevention/sosyoku.html 「効果効能」の知恵袋ブログ「女性ホルモンの活性を高めてくれるイソフラボン」 http://nurse-web.jp/kouka/miso/ 八海山「甘酒」http://www.hakkaisan.co.jp/sake/amasake 文部科学省「食品データベース」 https://fooddb.mext.go.jp/ すべて2017年9月19日アクセス
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