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今や、ハリウッドセレブにも負けない人気を博すのがフィットネススター。アメリカやオーストラリア出身のモデルやパーソナルトレーナーが多く注目される中、今回ご紹介するのはブラジル出身のイザベル・グラール。

もともとファッションモデルとして数々の雑誌を飾っていた彼女は、フィットネスブランドやスポーツイベントとのコラボを中心に年々仕事の幅を広げてきた。32歳になった今もそのボディラインと美しさは衰えず、インスタグラムのフォロワー数も380万人に上る。

もはやモデルの域を超えたともいえる、彼女の活躍の軌跡を追いかけてみた。

1.ビクトリアズ・シークレットのベテランエンジェル

イザベルを一躍モデルスターダムにのし上がらせたのが、ファッションブランドのヴィクトリアズ・シークレットが毎年開催するランウェイショー。12年にも渡りエンジェルであり続けるという偉業を成し遂げたモデルは、歴史上にもほんの数名。

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「忘れられない夜になった!スタッフのみんなと関係者すべてにありがとう。本当にたくさんの愛をもらったし、大変な仕事をしてもらった。12年目のショーよ!感謝の気持ちでいっぱい」

2.プロ顔負けのワークアウト特集

ショーや撮影前に向けて本格的なワークアウトをするイザベルの姿を、ヴォーグなどの雑誌が連日追跡。でも仕事だからワークアウトしているわけじゃない。インスタグラムには、12時間のフライト後も休日の朝も、言い訳なしで汗を流す彼女のビデオが多数。

「ヴィクトリアズ・シークレットのショー本番2日前のヒップ強化トレーニング!毎日5時にアップされる私のワークアウトを@VogueParisでチェックしてね。モチベーション、献身、情熱が成功のカギよ」

3.スポーツブランドとのコラボレーション

イザベルのアクティブな一面が注目されてから、彼女のキャリアはナイキとのブランド契約に発展。典型的なジムウェアだけではなく、このようなストリートカジュアルっぽいスポーツウェアを見事に着こなす彼女は、さすがスーパーモデル。

「ナイキのビューティフル X パワフルキャンペーンの顔として、スポーツに取り組む力強い女性を応援できることを誇りに思うわ。ありがとう@nikesportswear!」

4.リオオリンピックでも引っ張りだこに

2016年、世界を沸かせたリオオリンピック。普段はニューヨーク在住のイザベルも母国ブラジルに戻り、聖火リレー、開会式、閉会式でのブラジリアンダンスなどへの参加を依頼されるまでに。

「オリンピックの聖火。この瞬間を言い表す言葉なんてない。母国で聖火リレーに参加できたなんて最高の名誉。信じられない!」

5.ついにハリウッドデビュー!

そう、イザベルは今年ハリウッドで注目のアクションコメディ『ベイウォッチ』に出演!キャットウォークモデルだけにとどまらず、多方面に精力的に活動してきた彼女へのご褒美かもしれない。

「初出演映画@BaywatchMovieの公開に有頂天!@TheRock(主演のドウェイン・ジョンソン)、素晴らしい経験をありがとう。あなたと仕事をするという長年の夢が叶ったわ」

6.慈善家としての一面

華やかな舞台に立ち続けてる彼女だが、世界の至る所でチャリティーイベントに参加する慈善家でもある。障害を抱える子供たちとその家族をサポートするロシアの団体、ネイキッド・ハード・ファウンデーションのチャリティーマラソンはその一例。さらに、糖尿病を患う弟を救いたいとの想いで、世界的に有名なマイアミ大学糖尿病研究所の国際大使としての顔も持つ。

「モスクワで、ナイキのJust Do It Sundayイベントを開催。ネイキッド・ハート・ファウンデーションの創始者@NataSupernova、ナオミ・キャンベル@IamNaomiCampbell、そして1万人のランナーと一緒に走ったの。自分だけでなく、他の誰かのために走るとこんな気持ちになるのね。これが#runwithpurpose(目的のための走る)ということね。みんなの力で子供たちのために80万ドルの資金を集めることが出来たわ」

自分に厳しくトレーニングに励み、新たな局面にも前向きに挑戦することで、多岐にわたる仕事を呼び込んできたイザベル。そのアクティブでプロフェッショナルな姿勢は、まさに働く30代女性のお手本。向上心の強い女性たちに、今後もインスピレーションを与え続けてくれそう!

Text: Ai Igamoto