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一週間にどのくらいヨーグルトを食べている? ヨーグルトは、とてもヘルシーだと考えられて、スーパーにはたくさんの種類のヨーグルトが並んでいる。でも、本当にヨーグルトはあなたにとって良いものなの? 糖分がどのくらい入っている?

ヨーグルトの栄養価

226グラムの低脂肪プレーンヨーグルトに含まれる栄養素

  • カロリー: 143キロカロリー
  • 脂肪: 3.5グラム
  • 飽和脂肪: 2グラム
  • タンパク質:12グラム
  • 炭水化物: 16グラム
  • 糖分: 16グラム
  • 食物繊維: 0グラム

そして、骨形成に役立つ1日に必要な量の40パーセントのカルシウム。そして、12グラムのタンパク質に1日に必要な量の11パーセントのカリウム。そう、16グラムの糖分ってかなりの割合? でも、すべてのヨーグルトには、自然の糖分が含まれていて、それは、タンパク質、カルシウム、カリウムを程よく詰め込むためにバランスをとる働きをしているそう。

でも、フレーバーヨーグルトはたいてい砂糖や甘味料が加えられていて、炭水化物と糖分の割合を押し上げている、と栄養士のカレン・アンゼル。

ヨーグルトの利点

要するに、たった1カップのヨーグルトで、カルシウムとタンパク質だけではなく、他の多くのものも得ることができるということ。ヨーグルトには善玉菌も含まれ、腸と免疫の働きをサポートしてくれる。プロバイオティクスは消化を良くし、健康促進のための免疫力を強化し、うつも抑制してくれると、アンゼルは言う。

身体の改善:慢性病を持たない12万人もの人を対象とした、2012年の研究では、定期的にヨーグルトを摂取することにより、体重増加を抑える効果をもたらし、それは、腸内菌の環境が変化したことが要因だと考えられた。

別の研究では、脳に良い影響を与えるため、4週間定期的にヨーグルトを食べることを推奨していて、大規模な研究では、1週間に2回ヨーグルトを食べることで、それに含まれるヘルシーな善玉菌が心臓発作や心筋梗塞を防ぐということが判明したそう。

ギリシャヨーグルトの栄養価

最近ギリシャヨーグルトが大人気だけれど、その栄養価は、一般的なヨーグルトとほぼ同じ。低脂肪ギリシャヨーグルト226グラムに含まれる栄養分をチェックしてみて。

  • カロリー :166キロカロリー
  • 脂肪 :4グラム
  • 飽和脂肪:3グラム
  • タンパク質:23グラム
  • 炭水化物: 9グラム
  • 糖分: 8グラム
  • 食物繊維: 0グラム

ギリシャヨーグルトは、通常のヨーグルトよりも多くのタンパク質を含んでいる。(13グラムに対して20グラム)その上、炭水化物と糖分の割合が少ないため、低炭水化物の食習慣を取っている人にはおすすめ。

ハーバード大学の公衆衛生科によると、加工の過程で、ギリシャヨーグルトからはおよそ半分のカルシウムが取り除かれてしまっているらしい。

特にギリシャヨーグルトの食感は、もったりとしている。多くのブランドが、その食感のために、カルシウムのサプリメントを加えているので、商品の表示ラベルを確認すること。そうすることで、どちらのタイプのヨーグルトでも同様の健康利点があるので、あなたの好きなタイプを選んで、味わって!

低脂肪、無脂肪、それとも、全脂肪がいいの?

アンゼルは、「最近、全脂肪ヨーグルトは高く注目されている」という。USDA(米国食品衛生局)が未だ摂取量を定めているように、ヨーグルトは、高い飽和脂肪酸を含んでいるため、脂肪を抑えたものを選び続けるほうが良いみたい。

摂取量の2パーセントほどの量の少ない飽和脂肪酸であれば、問題はないけれど、たとえ、乳製品とはいえ、医療専門家は、飽和脂肪酸の摂取には、気をつけるようにアドバイスをする。無脂肪のヨーグルトは、フレーバーを付けるために、多くの糖分を含みがち。だから、ちょうどよい、中程度の低脂肪を選んで!

まとめ

結果ヨーグルトは体にいいらしい。プロバイオティクス、カルシウム、カリウム、タンパク質が詰まっていることを考えると、ヨーグルトはあなたが口にするものの中で、最もヘルシーな食べ物の一つと言える。ベストな栄養価のためには、加糖なしの、プレーン低脂肪ヨーグルトを選ぶことだとか。

プロバイオティクスは体内のシステムには長く生き延びることはできないので、毎日ヨーグルトを食べてみて。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text: Colleen de Bellefonds Translation: Kanako Iwaki Photo: Getty Images

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。