インスタグラムで、ヨガのポーズをとる裸の女性の写真。最近多いと思ったら、やっぱり最新の「ボディ・ポジティビティ」トレンドだった。このSNSトレンドの裏に隠されたストーリーをアメリカ版ウィメンズヘルスからご紹介。
このトレンドの火付け役は、匿名の女性が裸でヨガのポーズをとる人気インスタアカウント「Nude Yoga Girl」。2015年11月に開設され、最初の1ヶ月で3万人のフォロワーが付いた。
2015年、『The Cut』誌のメールインタビューに応じ、「このアカウントを通して私は、人は誰でも美しく、自分の体で素晴らしいことができるんだと伝えたい」と語った彼女。「人々にヨガを始めるきっかけを与えたい。そうすれば、みんなも自分の体が受け入れられるようになるかもしれない」
それ以来、彼女は66万人ものフォロワーを集め、最近では彼女が作った「#NYGYoga」というハッシュタグで、何百人もの女性が自分自身のネイキッド・ヨガフォトをシェアしている。このハッシュタグは2017年の時点で、ボディ・ポジティビティとセルフラブの投稿に300回以上使われた。
ネイキッド・ヨガが体に健康をもたらすことを示す研究結果はないけれど、ネイキッドネスとヨガ自体にプラスの効果があるのは明らか。実際、裸で寝ることによる健康上のメリットは驚くほど多いし、ヨガが心と体にいいことも周知の事実。
ここに並べた写真を見ていると、柔軟性だけは鍛えたくなってくるはず。そうでなくても、これを機にリラックスすることの重要性を考えて欲しい。
※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text：Reegan von Wildenradt Translation：Ai Igamoto Photo：Getty Images
