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オフィスのデスクに観葉植物を置くと、生産性と創造力の向上に役立つ上に、病気を予防する効果もあるそう。

科学者のエディ・ヴァン・エッテンとピエール・ホルヴィッツは、「観葉植物とその土壌に生息している体に良い細菌は、人工的な室内環境における生態系を安定させてくれるので、オフィスにぜひ欲しい」 と『The Conversation』誌に語っている。

「観葉植物があると、複雑な生態系ネットワークのバランスがとれる。これが病原菌の大量発生の防止につながり、職場が健康になるので、ウイルス性疾患の流行や従業員の病欠日数が減るかもしれない」

ノルウェーのオスロ農業大学が51件のオフィスを対象とした実験を行ったところ、観葉植物を設置したオフィスでは、従業員が喉の痛みを感じる確率が30パーセント、咳をする確率が40パーセント、頭痛を訴える確率が30パーセント低下したそう。スタッフが一般的な疲労を感じる確率も最大20パーセント減った。

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観葉植物に投資する利点はこれだけではない。

植物は、オフィス設備や清掃道具によくある有害物質 (アンモニアなど) 取り除き、室内の空気をキレイにしてくれる。

エディとピエールの話では、「大気中の病原菌を取り除き、オフィスに生息する体に良い細菌の種類を増やし、日当たりが悪くても育つ手のかからない植物が理想的」

空気清浄効果が高いとされる観葉植物は、ヤマドリヤシ、アロエベラ、ヘデラ (アイビー)、タマシダ、スパティフィラム、ベンジャミン、カンノンチク。

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感染症が増えるこれからの季節、ぜひデスクに小さな観葉植物を置いてみよう。

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text: Lucy Bode Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。