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カフェインを飲まずにはいられなかったり、甘い物に目がなかったり、フィットネスに対するモチベーションが上がらなかったり、ジムをサボってばかりいたり……。後悔する行動をしてしまうことは誰にもである。だけど、それも全部気持ちの問題なんだとか。

「気持ちの問題」だなんて、にわかには信じられない。でも冗談抜きで、本当にそうらしい。4段重ねのパンケーキを我慢するにせよ、朝7時からトレッドミルで走るにせよ、目標を達成するには 「できる」 と信じるだけでいい。

自分には 「できる」 という自尊心を扱った過去の心理学的な研究では、個人の “意志” には限りがあり、一度尽きたら二度と戻らないとされていた。でも、その理論を覆す研究が現れたのだとか。

インドの研究チームは、自尊心に関する初期の研究を再現。「強い意志を働かせるなんて疲れる」と考えがちなアメリカ人と、「そんなのパワフルでいいことじゃないか」と考える傾向にあるインド人の両方が参加した。

両グループの参加者には、まず困難なタスクが与えられ、それを終えると今度は別のタスクが与えられた。すると、最初のタスクが難しかったことにより、アメリカ人の参加者たちからは意志が削がれた一方で、インド人の参加者たちは2つ目のタスクでより良い成績をあげた。

そう、意志が尽きるどころか、逆に増えたのだとか。「自分で信じた分だけ意志は強くなる」 ことを示す研究結果が、これでまた一つ増えたことになる。

また「意志に限りはない」と信じている人は、より幸せでストレスを感じにくいことが分かっているそう。

だから、今度またパスタを食べすぎそうになったら、自分には 「できる」 ことを思い出して!

※この記事は、UK版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text: Rachel Moore and Ally Head Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。