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食生活を改めて痩せたいのなら、この体験談をチェック!

多くの女性と同じで、夜に食べてしまうタイプだというUK版『ウィメンズヘルス』エディターのジュディー・クーツキー。普段は、日中はいいけれど、夜になると食欲の悪魔がやってくるという彼女が、寝る2時間前には食べるのをやめる、というのを1ヶ月試してみたという。これは、朝5時半から6時に起きるのが普通だという早起きのクーツキーにとってはなかなかのチャレンジ。クーツキーはいつも9時に寝るので、就寝2時間前に食べるのをやめるとなると、7時にはやめなくてはいけない。

それでも彼女は今回、自分の習慣を変えようと7時以降食べるのをやめてみた。そのチャレンジの結果は?

きちんとしたガイドラインがあるのがよかった

いつも子供たちと一緒に6時頃に夜ごはんを食べているクーツキーだが、今回の実験にあわせて食事も7時にはきちんと食べ終わっているようにしたそう。ただ、彼女の場合いつも空腹がやってくるのは食事が終わってから。デザートに甘いものを食べないようにしているかわりにフルーツを一切れやチーズを食事の締めにしていることが多いと話す。そして、また少し時間がたった8時ごろにもまたフルーツやチーズ、あるいは特にイヤな日だった場合はキットカットを食べていると教えてくれた。

そんなクーツキーにとって、食べるのを7時までにするというのは、ある面では簡単だったけれど、別の面では難しかったと明かす。良かったのは、「寝る前には食べない」というぼんやりとしたルールではなくて、「7時以降はなにも食べない」という風にきっちり決まっている方がむしろ守るのが楽だったと言う。

初めの頃は何回か失敗したけれど、すぐにご飯を食べ終わったらそのまま歯を磨くというパターンにした、とそのうまくいかせるコツを教えてくれた。歯を磨いてしまうと、もうなにか間食しようと思えなくなるということを発見したとか。これはせっかく磨いたのに歯が汚れるのがいやで食べる気が失せるため。それに、一晩で2回も歯を磨くのはめんどくさすぎる、というのがクーツキーの分析。

夜にデートがある日はまた特別

大変なのは、夜外食する時。特にほかの夫婦と出かける時は大体8時かそれ以降にならないと食べ始めないので、食べ終わった頃には10時を軽く過ぎて、家に帰ったらあとはすぐに寝てしまいたいというクーツキーが考えた解決策とは?

「外出した時に寝る2時間前には食べない、というのを解決する方法はなく(もちろん夜遅くまで起きる、という方法はあるけれどあまり現実的でない)、早い夕食を提案してみた。でも、残念ながら6時からのディナーが普通の人もいるけれど、私のまわりの人にはあわなかったよう」となかなか外食のときはこのルールを守るのは難しかったと話す。

ただ、この1ヶ月の間、家で食べるときは就寝前の2時間は食べないというのをきちんと守れて問題なかったけれど、外食した時はうまくいかなかったとクーツキーは告白。でも、この外食も大体1ヶ月で4回くらいなので、これはまずまず成功だと言えるのでは。

「早い時間に食事の終了時間があるのは大変に思う人が多いかもしれないけれど、私はだいたい厳しいルールがある方が食べ物に関してはうまくいく。(たとえば、クッキーを1枚食べると1袋食べてしまうので最初から絶対に食べない)」。

このルールは家族にも広まった

このチャレンジにトライしてもう1ヶ月以上経っているが、クーツキーはこの「7時で食べるのは終了」というルールはずっと守ろうと思っているそう。そして子供たちもこのルールを守るようになり、早い時間に歯を磨くというのは習慣になっていると話す。今まではご飯が終わっても、何か食べるものはないかと夜に絵本を読んでいるときにおやつをねだってきたという子供たち。でも今はご飯を食べて、歯を磨いて、本を読んで寝るという順番になったそう。

もともとは、体重のためにはじめたチャレンジで、自分にとっても実験だったが、今では家族全員にとっての健康的な習慣となったとクーツキーは話す。チャレンジ成功!

※この記事は、UK版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text:Judy Koutsky Translation:Noriko Yanagisawa Photo:Getty Images