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最近では、デリケートゾーン拭くシートがたくさん登場している。その中でも、アメリカで人気なのが大人用のおしりふき。ある市場調査報告書によると、大人用のおしりふきの売り上げが(2015年の時点で)1億5千万円以上だとか。
今回はアメリカ版ウィメンズヘルスから、大人用おしりふきについてご紹介!

米『CBSニュース』の医療アドバイザーで女性の健康を専門とするホリー・フィリップス医学博士は、「トイレットペーパーの代わりに大人用おしりふきを使うことに医学的な利点はありません」と語っている。「最終的には、個人的に何を清潔と感じるかの問題です」。でも、ウェットティッシュの中には、アロエ、ビタミンE、アルコールであらかじめ湿らされている物もある。一見肌にやさしく無害そうな添加物が、実際には敏感肌を刺激し、お尻をヒリヒリさせたり赤くしたりすることも。
フィリップス博士は「無香料で、薬品や化学物質が使われていないタイプを選んだ方が安全です」と指摘する。

何で拭くかよりも重要なのは、どう拭くか。便に含まれる細菌が尿道に入り込み、尿路感染症になるのを防ぐため、前から後ろへ拭いた方がいいと言われているけれど、フィリップス博士いわく実際これは名案。そして、肛門付近に小さな擦り傷ができないよう、しっかり拭きつつも、押したり強くこすったりするのは避けること。また、完全にキレイにしてからトイレを出ないと、お尻が痒くなったりヒリヒリしたりすることもある。

大人用おしりふきには洗い流せるタイプもあるけれど、しっかりとチェックしよう。フィリップス博士も「普通のゴミ箱か、おむつ用のゴミ箱に捨てましょう」とアドバイスする。

 
※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text: Esther Crain Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。