感情で食べちゃうあなたに、US版ウィメンズヘルスが専門家に教えてもらったアドバイスとは？
「ちょっと待って、もしかして退屈だからっていうだけで食べてる？」と自分に聞く前に、キヌアチップスの袋を半分平らげてしまった経験があるなら手をあげて。悲しいから、心配だから、その他諸々の感情で。
そんなあなたは間違いなく一人じゃない。「人間として、食べることは本当に多くの感情と結びついているの」と言うのは、マインドフルな食事のエキスパートであるローレン・フォウラー栄養管理士。「気持ちの表現の仕方が分からないとき、多くの人はその感情に対処するために食べ物を食べるのよ」
臨床福祉指導員の免許を持つカレン・コエニグは、感情で食べることは当たり前のことかもしれないけど、主に2つの理由で体に悪いと言う。まず、大事なプレゼンの準備をしたり、彼氏と別れたことによるストレスに耐えるということは、そのような感情に本当に立ち向かう方法を知らないということ。
休みを取って瞑想したり、時間を捻出してワークアウトで一汗かく方がよっぽど健康的な対処法。感情に食べ物を加えるのは近道をしようとするようなもの。「第二に、私たちは不健康な食べ物や、栄養補給のために体が必要な量以上に食べるのが習慣になっているの」。つまり感情問題と向き合うのを避けて体重を増やしているということ。
じゃあ、この愚かな食べ方をやめるにはどうしたらいい？ 摂食問題を専門とする臨床心理学者のダニエル・シェロヴ博士によると、「感情で食べる人の多くには、いつ空腹で、いつ満腹なのかという感覚がない」んだそう。「感情に任せて食べるのをやめる一番の方法は、その感情と向き合うこと」
大事なのは、体があなたに送っているシグナルにしっかり注意を払うこと。お菓子に手を伸ばす前に、自分のお腹に聞いてみて。本当にお腹が空いてるの？ それとも感情的になるきっかけを送っているの？
もう一つの手段は、この先3日間は1日の食事を3回、間食を2回までと制限してみること。「それでいつもなら間食したり、もっと食べてしまうような瞬間に何が起こるか観察してみて」
感情が食欲を駆り立てる場合には、冷蔵庫にあなたを向かわせているその感情が何なのかを手早く書き留めてみよう。「これなら目的なく食べることもなくなる。慎重に考えることが出来るわ」
結論: 自分自身と向き合い、自分の感情にもっと注意深く。注ぐのはスナックではなくマインドフルネス。
http://www.womenshealthmag.com/weight-loss/how-to-stop-emotional-eating
Text: Macaela Mackenzie Translation: Ai IgamotoPhoto:Getty Images
