ジャンクフードをやめて、鶏肉とブロッコリーばかりの食事に変える覚悟を決める。でも、長続きせず、揚げ物に手を出してしまう。こうしてダイエットは何度も不発に終わる。でも、今回はちょっと違うかも。
ダイエットを成功させるためには、手綱を締めるのではなく緩めるのがコツ。タスマニア大学によると、ダイエットプランに沿った食事を2週間続けたら、その後の2週間は普通に食べるというパターンを繰り返すといいらしい。
これは、長期的な食事制限をすると、体内のレプチン濃度が下がってしまうから。レプチンは空腹時の活力レベルを調節するのに必要な満腹ホルモン。これが不足すると体は飢餓モードに入り、代謝を完全停止状態に持ち込むので、カロリーが脂肪として蓄積されてしまう。
研究チームは、食事制限のスイッチを2週間ごとにオン、オフして、体重増加の主要原因のひとつである 「適応性熱産生の停止」 (体のエネルギー消費率の低下) を防ぐことを勧めている。
この食事プランを長期間続ければ、予定より多めに体重を減らせるかも。長くても2週間待てば、またハンバーガーが食べられるなら、頑張れそう。
※この記事は当初、メンズヘルスに掲載されました。
※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text: Allen PikeTranslation: Ai Igamoto Photo: Getty Images
2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。