どうすればダイエットは続くの? ダイエットに関して最もよく聞かれる質問の一つ。
新鮮な野菜を買い込み、スピンクラスを一週間分予約し、ブランド物の立派なレギンスにも投資した。
でも、家では友達からのチャットメッセージが鳴りやまない。こうなると、フードデリバリーサービスが魅力的に思えてくる。
お気に入りのファストフード店のピリ辛フライドチキンを、しかもうっかりフライドポテトと、コールスローサラダとラージサイズのコーラと一緒に頼むのを夢見るうちに、あなたのダイエットプランは完全に消え失せる。
でも、フライドチキンのことしか考えられない時に、どうやってプランに忠実でいろと?
そんな迷えるフィットネス女子たちの為に、UK版ウィメンズヘルスが専門家に話を聞いた。
【ダイエットプランを忠実に守るための3つのコツ】
自分に責任を持たせる
ダイエットがなかなか続けられないなら、運動と食事に関する日記をつけてみよう。トレーニングと食事の内容を書き留めておけば、料理をしながらのボールジャグリングの一種であるバウンスボールもちゃんとカウントされて、目標がどこにあるかハッキリする。米国予防医学ジャーナルに掲載された研究結果は、食事日記をつけることでダイエットの成果が2倍になることを示している。
心理学者のエマ・ケニーによると、「何を食べるつもりなのか、なぜそれを食べようとしているのかを座って考えるということは、今すぐ食べたいからという衝動ではなく、コントロールされた思考と前向きな意図に基づいて行動していることになる」
しかも、大好きな食事のひと口ひと口を楽しもうとすれば、マインドフルに食べるようになる。
流行は排除する
流行のダイエットにハマることのないように。一歩離れて、自分のボディタイプ、ゴール、ライフスタイルに合ったアプローチを考えてみよう。栄養士や食事療法士は、その答えを見つけるのを助けてくれる。
「食生活に加える変化が一時的な解決策ではなく、現実的で長続きするものであることが大切」 と語るのは、オーダーメイドの栄養アドバイスサービス「W1 Nutritionist」の設立者、フィリップ・コイディス。「ヘルシーなライフスタイルを手に入れるカギは個々人にある。セレブや友達に合うものが、あなたにも合っているとは限らない。何かを食べたら、その食べ物に体がどう反応するかを書き留めておこう」
適切なサポートを得る
サポートを得るだけで、ダイエットが続けられることもある。人々がゴールにたどり着くためには、サポートと責任感が必要。その相手が栄養のエキスパートであろうと、ダイエットグループや友達であろうと、定期的なアップデートの日時を決めることで、極めて重要なサポートと励ましが得られると同時に、正しい軌道を維持できる。一人でダイエットするなら「フィットでヘルシーな自分のイメージをハッキリ描いて」 とケニー。「感じたいように感じ、ヘルシーな体をありがたく思う自分を想像する。つまずくたびにそうしていれば、自制心が強くなるから」
どうだった? ダイエットを続けるのも簡単そうでしょ……?
Text: Oliver Burston and Ally Head Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images