確実に長続きするビューティートレンドといえば、太い眉毛。サンフランシスコ発のコスメブランドBenefitのナショナル・ブロウ・アーティストのハンナ・ムッツェに、顔に合った眉毛をマスターするコツを聞いた。
眉毛には、何種類の形があるの? 少なくとも、主流なタイプって何種類?
眉毛には2つとして同じものがなく、何十億通りもの形がある。でも、大抵はストレート眉、ソフトなアーチ眉、シャープなアーチ眉、カーブ眉のいずれかのカテゴリーに入るもの。
自分の顔に合った形って、どうやって決めるの? もともとの形が一番?
ベストな眉を作るには、生まれ持った形をベースにするのが絶対一番だと思ってる。でも、眉毛のこととなると、自然の力に頼れないこともある。Benefitでは、毎回確実に完璧な形を作り出すために、ブロウマッピングというテクニックを使っている。個々の顔の構造と本来の眉毛の形を考慮に入れて、眉毛の起点、アーチの高さ、眉毛の終点を特定する。この3つは、あなたにピッタリな眉毛を見つけるために不可欠な要素。
眉毛のシェーピングに最もよくある間違いとは?
これには答えが3つある。1つ目の間違いは、くり抜きすぎた眉毛。アーチの真下の毛を抜きすぎるから眉毛が細くなりすぎる上に、ひどく丸みが出てしまう。2つ目は、離れすぎた眉毛。目が小さく、鼻が広がって見える。最後に、アーチまでの距離が短すぎる眉毛。これは、眉の一番高いポイント (アーチ部分) が顔の中心に近すぎるケース。アーチを遠ざければ輪郭が際立ち、顔が広々とする。
眉毛のお手入れに欠かせないアドバイスは?
1.3~4週間ごとに眉毛のカラーリングを。ナチュラルで分厚く、ハッキリとした眉毛があれば、メイクなんていらない!
2.アーチは顔の中心から遠ざけて。これで人生が変わる!
新たな眉毛トレンドの予感は? 太い眉毛の人気は続く?
太い眉毛の人気は衰えない。でも、眉毛が分厚くなるのを何年も待つのは時代遅れ。眉毛の自然な形、大きさ、質感を大切にし、理想的な眉毛を手に入れるために眉専用のスタイリングやコスメを試すのが2018年を生きる女性。立体感を出すためには、控えめなハイライトを入れてみて。アイブロウペンシルを使えば、空白をしっかり埋めて濃い眉毛が作れる。羽根のような仕上がりには、眉毛に逆毛を立てるだけ!
※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text: Lauren Williamson Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images