ヘルシーフードで人気のアボカドは、食卓で大活躍のはず。でも、せっかく買ったアボカドが、カチカチだったということはない? 今回は、栄養士がアメリカ版ウィメンズヘルスにアボカドを早く熟れさせる方法を教えてくれた。
1.バナナの隣に置いておく
硬いアボカドを買うときはバナナも一緒に入手しよう。「バナナは、熟成プロセスを開始させるエチレンというガスを放出します」と説明するのは、公認管理栄養士のマギー・ミハルチェック。「アボカドをボウルに入れてバナナの近くに置いておけば、早く熟れます」
2.リンゴと一緒に紙袋に入れておく
ミハルチェックのおすすめの方法は、「リンゴと一緒に紙袋に入れて熟成ガスを閉じ込めること」。リンゴはバナナと同じエチレンガスを放出するので、カチカチのアボカドも1~3日で柔らかくなる。熟れすぎないよう、袋の中の状態を毎日チェックするのだけは忘れずに。
バナナもリンゴもない?「トマト、じゃがいも、キウイフルーツ、マンゴーもエチレンガスを放出するので、アボカドの隣には何かしら置くのがおすすめです」とミハルチェック。
3.オーブンで焼く
このハックは、熟れかけたアボカドにしか使えない。ミハルチェックによると、アボカドが全体的に緑色なら、前述の方法で熟れさせた方がいい。「アボカドをアルミホイルでしっかり包み、200℃のオーブンで10~15分焼きましょう。少し柔らかくなっているけれど、焼かれてはいないはずです」。冷蔵庫に入れて粗熱を取って。
4.日当たりのいい場所に置く
直射日光でジリジリ焼くのは良くないけれど、日当たりのいいキッチンカウンターに置いておけば早く熟れることもある。「温かい場所では熟成プロセスが加速するので、アボカドを熟れさせるには窓辺に置いておくのが一番」とミハルチェック。
5.米の中に埋める
米が入ったボウルの中にアボカドを埋めてみよう。「アボカド自体もエチレンガスを放出するので、アボカドを米で完全に埋めてしまえば、ガスが閉じ込められて熟成プロセスが早まります」とミハルチェック。この方法なら2~3日でアボカドが熟れるはず。
※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text: Isadora Baum Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images
2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。