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最近では、自宅でネイルをする人も多いよう。
でも、マニキュアの瓶が倒れたり、マニキュアがブラシから垂れてしまってカーペットを汚してしまったという苦い経験をしたことがある人もいるのでは? 今回は、そんな時の対処法についてアメリカ版ウィメンズヘルスからレクチャー。

掃除用品メーカー『The Laundress』の共同設立者、グウェン・ホワイティングとリンジー・ボイドは、「マニキュアによる頑固な染みを落としたければ、速やかに行動するのが一番です」と話す。

布に付着したマニキュアの落とし方

衣類でも寝具でも、洗濯機で洗える素材である限り、落とし方は一緒。まず、マニキュアの付いたアイテムを平らに寝かせる(マニキュアの染みが広がらないよう下に布を敷くこと)。「マニキュアが乾いていないなら、糸くずの出ない柔らかい掃除クロスで、余分なマニキュアを慎重にたたいて取り除きましょう。ペーパータオル、スポンジ、けばだったタオルは、糸くずやゴミを残すので使わないでください」と、ホワイティングとボイドは説明する。
次に、染み取り用の洗剤とパウダー状の多目的漂白剤で強力なペーストを作り、自分の指か毛先の硬いハケで布に塗り込む。

それでも落ちないようなら、洗面台にお湯を張り、少量の漂白剤を入れ、マニキュアの付いたアイテムを浸けておく。30分たったら取り出し、冷水で洗い流す。このプロセスを繰り返し、染みが消えたら洗濯機で普通に洗う。

カーペットやソファに付着したマニキュアの落とし方

ホワイティングとボイドによれば、カーペットやソファなど、洗濯機に放り込めないアイテムにマニキュアが付いたときも、似たような方法で対処できる。
ジーンズや綿素材のTシャツと同じように、糸くずを残さない柔らかいクロスで乾いていないマニキュアを取り除き、染み取り洗剤と漂白剤で作ったペーストで、残りの染みをこすって落とす。「染みが浮いてきたら、糸くずの出ないクロスをお湯でぬらし、染みの付いた箇所を湿らせて、洗剤の泡を完全に取り除きましょう」。その後、ぬれた箇所をクロスで拭いて乾かす。

硬い表面に付着したマニキュアの落とし方

キッチンカウンター、フローリングの床、浴室のタイルなどにマニキュアをこぼした場合、洗剤を使っても染みは落ちないけれど策はある。まず、乾いていないマニキュアを糸くずの出ないクロスで拭き取ったら、ホワイティングとボイドが言うように、「アセトンフリーのマニキュアを浸した綿棒で、染みをやさしく取り除く」。アセトンフリーとはいえ、マニキュアをぶっかけたらフロアコーティングが剝がれてしまうので、細心の注意を払いながら、ゆっくりそっと取り除くのがポイント。布に付いたときと同様、このプロセスを数回繰り返さないと、硬い表面に付着したマニキュアは落ちないかもしれない。


※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text: acaela Mackenzie Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。