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ソファでピザを食べながら、出会い系アプリ「Tinder」の彼に何を言おうか考えるのは楽しいけれど、それより生産的なのは、初心に返り直接会ってデートすること。今回は、会員制出会い系サイト「Three Day Rule」を運営するアメリカの結婚仲介人、キャット・ヘイゼルコーンが、アプリ以外の場所ですてきな人と出会うためのアドバイスをくれた。

出会い系アプリが便利なのは確かだけれど、デートもせずに自然消滅するという経験がある人もいるのでは。アプリを開けば、多くのメンズに出会えるのは間違いない。「私たちは、出会い系で出会って幸せな暮らしをしています」という人はいいけれど、まだ出会えていない人は今こそ基本に立ち返り、実生活の中で人と出会うべき時。

成功率を上げるために、アドバイスはタイプ別にまとめられている。これなら、あなたのクロスフィット話を退屈せずに聞いてくれる人と出会えるかも!

アスリート系

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米ニュースサイト『U.S. News & World Report』によると、これまでの研究から、パートナーと一緒にワークアウトすれば結束が深まり、モチベーションも高まることが分かっているそう。

ただし、ジムでの出会いは理想的とは言えない。というのも、彼の目が気になって、本気でワークアウトできなくなるから。ジム以外の場所で運動する方法を探し、あなたと同じくらい体格指数に詳しいパートナーを見つけよう。

「何かのチームに入るといいかも」とヘイゼルコーンは勧める。「サッカーとかテニスとか色々あるでしょ?ランナーなら、地元のランニングショップを尋ね、グループ環境で走る機会がないか聞いてみるといい。フィットな仲間が増えるし、定期的に同じメンバーに会えるから」

アウトドア派

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湖で泳いだり、魚釣りをしたりするのが理想的なデートなら、あなたは間違いなくアウトドアタイプ。その楽しみを共有してくれる人とは、あなたが普段行くアウトドアショップで出会うのがいちばん。ヘイゼルコーンいわく、キャンプ用品のコーナーやショップ主催のイベントをチェックする傍ら、話しかけてみるのがいいそう。

「アウトドアショップが主催する日帰り旅行やスポーツイベントも、共通の趣味がある人と出会うには持ってこい」

地元のジムでボルダリングクラスに参加するのも◎。フレンドリーで社交的な人が多いし、休憩中さりげない会話も始めやすい。

内向的なタイプ

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ひとりの時間が好きな人にとっては、人との出会いに何時間も費やすなんて考えただけでも疲れそう。でも、スケジュール表を埋め尽くす必要はないから大丈夫。週に○回は出掛けよう、と適度な目標を立てればいいだけ。

「人脈を広げるためのイベントやハッピーアワーに、毎週少なくとも1回は顔を出そう」とヘイゼルコーン。「バーで開催されるクイズナイトや、ある業界に特化した公演など、明確な目的のある場所に出向いてみて。あらかじめ内容が決まっているイベントでは、その前後で参加者と話すトピックも見つけやすい」

美食家

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あなたに負けないくらい美食家のパートナーを見つけることも、場所さえ選べば不可能じゃないみたい。

「毎月ディナーパーティーをしたり、新しいレストランで集まったりするグループを見つけて」と言うヘイゼルコーンは、似たようなライフステージにいる人と出会えるように、特定の年齢層をターゲットにしたグループに参加することを勧めている。

フードフェスティバルや料理教室も、新鮮な食材への愛を共有する人を見つけるにはピッタリの場所。

夜型人間

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生活パターンが合わないと、ただでさえ難しい人間関係がますます難しくなる。あなたが毎晩のように深夜まで出歩いているタイプなら、日付が変わる前に寝るのを好む人と付き合いたくはないでしょう。

だから夜型人間は、深夜のイベントや夜間に練習するスポーツチームで気の合う人を探すべき。

「夜8時以降に始まる試合もあるし、平日の夜のコンサートやショーに行くのもいい」とヘイゼルコーン。「こういうイベントには夜型が集まるから、似たような概日リズムを持つ人と出会う確率も高くなる」

仕事が忙しい人

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仕事が忙しい人は、会社にいながらも会話を楽しめる出会い系アプリに頼ることが多い。でも、ヘイゼルコーンが言うように、ちょっとクリエーティブになれば、仕事をおろそかにせずとも愛を見つけることは可能。

「オフィスではなく、カフェやコワーキングスペースで仕事をしてみて。仕事に追われている時は、何時間でもデスクに座っていたくなるけれど、ノートパソコンと一緒にオフィスを抜け出し、別の場所で仕事をするだけで大きな違いが生まれる」

その間、耳栓やヘッドフォンを外すのも忘れずに。

「出会いが欲しいなら、近寄りやすい雰囲気を醸し出さなきゃ。ヘッドフォンを付けているのは『話しかけるな』と言っているようなもの」

旅行好き

「ちょくちょく旅に出るタイプなら、航空会社のラウンジを活用してみて」とヘイゼルコーンはアドバイスする。ラウンジを使用するのは旅行が多い人なので、似たようなライフスタイルを送る人に出会えるはず。

旅行先のカフェやコワーキングスペース、ホテルの中や近くのバーも、旅行者が頻繁に出没するので狙い目なんだそう。タクシーで移動するのは楽だけれど、乗り合いのUberやホテルのシャトルバスといった交通手段を使うと、自然な出会いのチャンスが広がるかも。

※この記事は当初、アメリカ版メンズヘルスに掲載されました。
※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text: Meagan Drillinger Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。