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過酷な仕事のために何年も健康を犠牲にしてきた38歳のフィリッパが、ついに幸せな暮らしを優先する決断を下した。食生活とエクササイズを徹底的に見直した結果、実に40kgもの体重を減らすことに成功したシドニー生まれの彼女には、後に続きたいという女性に伝えておきたいことがある。

1.周りを応援団で固める

ライフスタイルを大きく変えようとしているなら、あなたをサポートし、励ましてくれる人で周りを固めることが非常に大切。私のトレーナーに成功の理由を聞けば、それは私が体重を減らすために必要な努力を惜しまなかったからだと言うだろうけど、実際には彼こそが最後まで私を正しい方向へ導いてくれたコンパス。

私の夫も非常に協力的で、鶏肉、ホウレン草、サツマイモがディナーに100回出てきても文句ひとつ言わなかった。人付き合いにおいては、私が軌道を外れるよう誘惑してくることが想定できる人からは距離を置き、このまま頑張るのを支えてくれる友達と時間を過ごすようにした。好ましくない人々に囲まれていれば、脱線するのは簡単。

2.質問をする

トレーニングを始めたばかりの頃は、それはもう大量の質問をしていた。私には、栄養バランスとエクササイズの面で何をするべきかだけでなく、なぜそうするのか、それがどう機能するのかを理解する必要があったから。本当に腑に落ちるまで、何度も聞いた。やるべきことの背景にある理由を知れば、どうしても逆らいたくなったり、“指示されている” と感じたりしなくなるので気が散らない。

3.我慢強く

体重をたくさん減らしたいなら、現実的に、我慢強く。きっと、たった数ヵ月で増やした体重じゃないでしょう? だったら、それが短時間で一気になくなることは期待できない。一度目標を達成すれば元の悪習慣に戻ってしまうような短期目線の変化ではなく、ゆっくりでも着実に減らし、ライフスタイルを長期的に変えた方が健康的。

4.一貫性を持つ

先週は目標を100%達成できたのに、今週は30%に後戻りでは意味がない。現実的で小さな目標を立てること。小さな変化なら毎日起こせる。積み重なれば大きな結果に繋がるし、その方が続けやすい。小さな勝利を祝い、何事にも達成可能なゴールを設定する。これで、最終的にダイエットの成功をもたらす一貫性が手に入る。

5.諦めない

当然かもしれないけれど、ゴールを達成するために大切なのはやめないこと。ダイエットとは大変なもの。トレーニングしたくない日や、死ぬほどハンバーガーが食べたい日だってやって来る。これもプロセスの一環。思い通りに行かないことがあれば、それを諦める言い訳にしたり “辛すぎる” と嘆く代わりに、次はどうすればいいかを学ぶチャンスと捉えて。 決して無駄にはならない。きっと達成できるから。

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text: Philippa Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images