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背中ニキビに悩む女性は多い。ニキビは顔より背中にできやすいと話すのは、ミュラドでスキンケア指導をしているアンドレア・クレイグ。アドレアいわく、「背中の毛穴は顔の毛穴に比べて大きいため、毛穴が詰まりやすいの」。 UK版ウィメンズヘルスが、背中ニキビの原因とケアについて迫る!

背中ニキビの原因。汗まみれのジムウエアにご用心!

背中の中央は皮脂が多く分泌され、汗を放置したままだと細菌が繁殖。また余分な角質の蓄積はニキビの温床になるそう。

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そのニキビ。汗をかいたスポーツウエアが原因かも?

背中ニキビの最も一般的な原因は、汗がにじんだスポーツウェアやバックパックを背負ったときの汗にもあるという。「体は汗をかくことで毛穴の汚れを除去するわ。でも、汚れが背中に放置されていると毛穴に詰まって、ニキビができる原因になることもある」とアンドレア。

家に帰ってシャワーを浴びる派は、その間にスポーツウエアに汗が染み込んで、結果的にニキビを誘発することも。汗をかいた後はなるべく早めにシャワーを浴びて体を清潔に保ち、スポーツウエアをしっかり洗うことが大切。

背中ニキビと戦う、セルフケアのあれこれ

おざなりにしてない? シャンプーやコンディショナーはしっかりと洗い流して

シャンプーやコンディショナーで髪をすすぐとき、成分が背中に流れたり残っていると肌に悪影響を及ぼすこともあるそう。硫酸塩やシリコンのような、ニキビの原因にもなる可能性がある成分入りのアイテムの使用を避けるという手も。毛穴を詰まらせやすいので、コンディショナーのすすぎは入念に!

pHバランスの整ったボディーウオッシュで背中ニキビをケア

体のアルカリ性と酸性のバランスが傾くと、影響を受けるのが肌。乾燥や肌あれ、炎症が起きる原因はそのため。入浴時に注意したいのが水道水。特に硬水は鉄や亜鉛、銅、ニッケルといった重金属を含むミネラルで構成された水で、かぶれや炎症を起こしやすい。そのため、体のpHバランスをボディーウオッシュで調整したほうが良さそう。

ニキビケアの代表。サリチル酸配合のボディーウオッシュを使う

サリチル酸入りのアイテムは、ニキビをケアしたいときにおすすめ。ニキビのもとになる原因物質に働きかけ、肌をきれいに整える。抗炎症作用があるとされているので、赤みやニキビの減少も期待できる。



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肌をクリーンに保つ、マンサクやティーツリーを取り入れる

植物のマンサクやティーツリーの優れた抗菌作用は、ニキビケアにお役立ち。ニキビの一般的な主要原因は、肌に細菌や汚れが付着すること。抗菌作用があるアイテムを使用すれば肌を清潔を保ち、ニキビ予防をアシスト。

血糖値を急上昇させる食材を摂らない。食生活を見直して

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砂糖や白パンなどの血糖値を上昇させやすい食品は、体内で速やかに分解される。炎症やホルモンの変動を引き起こしやすいので、ニキビの原因になることも。このような食事は控える方が得策かも。複合炭水化物と加工されていない食品が中心の食生活に変えてみよう。全粒穀物や果物、野菜や玄米、魚、レンズ豆はおすすめの食材だそう。

背中のニキビ跡、どうすればいいの?

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赤みを帯びた、ニキビ跡はなかなか消えないもの。ニキビは治ったけど、その跡がひどい。そんな悩みを抱えている人へのアドバイス。

1.ニキビケアのお約束。かきむしって取り除かない
ニキビをつぶすと感染症を引き起こすリスクが上がり、皮脂や細菌、炎症を広範囲に拡散させてしまう。

2.ビタミンCを配合したスキンケアを試す
炎症をケアする賢い成分といわれるビタミンC。サリチル酸やグリコール酸も優秀な成分で、ニキビ跡の減少に効果的だと話すのは、ニューヨーク『Union Square Laser Dermatology』の皮膚科専門医のクレア・チャン医師。

それでも解決に至らなければ、皮膚科で診てもらったほうがいい。レーザーやケミカルピーリングについてアドバイスをくれるはず。

※ビタミンCが肌に合わない場合もあります。またサリチル酸やグリコール酸はピーリング成分のため、同じく肌に合わない場合もあります。化粧品などで試す場合は取扱説明書をよく読み、違和感がある場合は使用を即、中止するなどをおすすめします。

※ 記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がウィメンズヘルスに還元されることがあります。 

※この記事はUK版ウィメンズヘルスより翻訳されました。



Text: y Natalie Lukaitis Translation : Yukie Kawabata Photo: Getty Images

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。