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ケトジェニック、アトキンス、パレオのような低炭水化物ダイエットは大人気だけれど、永遠に続けたいわけではないことは理解できる。結局のところ、炭水化物の食品はとても美味しいし、二度とパンを味わうことができないなんて、考えられない!

通常、これらのダイエットのうちの1つを行うと、体重を減らすことができる。炭水化物は水と一緒に体内に貯蔵されるため、低炭水化物ダイエットによって体重が減る傾向があると、栄養士で、Beth Warren Nutritionの創始者であり、『A Real Life With Real Food』の著者のベス・ウォレンスは説明する。

「炭水化物を少量摂取することで、体が余分な水分を枯渇させ、その結果体重が減少する」ニューヨークの栄養士のRジェシカ・コーディングは、低炭水化物ダイエットで体重が減る傾向があるのは、食べるものを意識しているからでもある、という。

しかしもちろん、再び炭水化物を摂取し始めると、その分の水分の重さが戻ってくる可能性がある。さらに、長い間、全カテゴリーの食べ物から遠ざかっていた後は、つい、過剰に炭水化物(およびカロリー)を摂取してしまうかもしれない。

再び食事に炭水化物をとり戻したいけれど、その過程で体重を増やしたくない場合は、あせらずに、ゆっくりと食事量を調整しながら進めることを、ウォーレンは提案する。良質な炭水化物を摂取することも大切であると、ウェブサイト”Appetite for Health”の共同創始者で、栄養士のジュリー・アップトンは言う。それは、炭水化物の源として、大きなボウルに盛られたパスタではなく、野菜、果物と全粒粉をメインとすることを意味する。

また、デンプン質の野菜や全粒粉などの炭水化物を交互に摂取してみることもできる。そうすることで、さまざまな種類のデンプンや繊維を身体に供給できる。たとえば、夕食に半分のサツマイモを、朝食には発芽した穀物パンを1枚食べるなどする。

最後に、何を摂取するかの選択に気をつけて、ダイエット前と同じ食生活には戻らないこと。「たいていの人は、低炭水化物ダイエットの前と同じ食生活に戻っている。これは、通常、最初に体重を減らしたいと思った時に、体重が増える原因となっていた食生活習慣だ」とコーディングは言う。

良質の炭水化物の摂取に気をつけることで、体重を増やすことなく、簡単に炭水化物が豊富な多くの食品を楽しむことができる。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: KORIN MILLER Translation: Kanako Iwaki Photo:Getty Images